嵐・櫻井翔や高橋大輔も被害に…芸能人”バカッター被害”続出の背景 (3/3ページ)

デイリーニュースオンライン

■つける薬なし?…被害が減らない理由

 なぜこのような有名人の「バカッター」被害が増加しているのだろうか。

「基本的にTwitterの書き込みは誰でも見られますが、仲間内だけの空間だと認識している人が少なからず存在する。特に若者世代にその傾向が顕著にみられ、親しい仲間に向けて『自慢したい』『ウケを狙いたい』という気持ちから書き込んでしまうようです。そういった人物がアルバイトで働いている場合、責任感の希薄さから情報流出が起きやすい」(IT系ライター)

 法的に厳しく対処すれば被害は減りそうにも思えるが、そうもいかない理由があるという。

「刑法上なら名誉棄損罪に問える可能性があり、民法上ならプライバシー侵害などを理由に損害賠償を請求することもできる。しかし、引っ越しや来店の情報くらいなら影響は軽微と裁判で判断されてしまうでしょう。『みなし公人』と判断される可能性もあります。よって被害者側には、裁判沙汰にするだけのメリットがなく泣き寝入りしがちになる」(前同)

 有名人にとって頭の痛い問題だが、芸能人の「バカッター」被害は大きな話題になりやすいゆえに企業にとっても脅威。だが「バカッター」につける薬は今のところなく、根本的な解決は難しそうだ。

(取材・文/佐藤勇馬)

佐藤勇馬(さとうゆうま)

個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数

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