フットゴルフの日本代表 堀之内聖 # 2 営業職のサラリーマン (1/2ページ)
堀之内さんは現在、浦和レッドダイヤモンズ株式会社パートナー営業部勤務。ユニフォームを脱ぎ、スーツ姿で働き始めて、丸2年経った。柔らかな物腰、控えめな態度、話していると誠実さがビンビン伝わってくる。
「いえ、まだまだです。サラリーマン経験はゼロだったのでまずは新人研修に行き、大卒の若者に混じって名刺の渡し方や電話の応対、タクシーに乗ったらどの席に座るかまで、勉強しました。最初はワードもエクセルも使えない、コピーの取り方も知りませんでした。サラリーマンは選手より安定していると思われがちですけど、僕と同年代の人間は組織内ですでに中堅として頑張っているわけですから、危機感のほうが大きい。早く追いつき追い越さなきゃいけないと、僕は今も1年1年が勝負だと思って闘ってます(笑)」
クラブスタッフとして働く今も、チームの試合を見ていると、心が疼く。
「“なんで自分はあのピッチにいないんだろう?”という葛藤は、正直あります。ですからサッカーを趣味として楽しむなんて、できない。夢中になってしまいますからね。代わりになにか気楽にできるスポーツを探していたら、友達に誘われたんです、フットゴルフに」
初めてのときのスコアは、なんと9アンダー。しかも最終コース(30㍍)でホールインワンという快挙をなしとげた。
「それで、自分はこの競技、いけるって思っちゃったんですね(笑)」
出演:堀之内聖(ほりのうち さとし)
1979年埼玉県生まれ。Jリーガーとして2002年~2011年浦和レッドダイヤモンズ、2012年横浜FC、2013年モンテディオ山形にて活躍ののち、2014年1月、現役引退。以後、浦和レッズのクラブスタッフとして勤務している。2016年『FIFGアルゼンチンワールドカップ2016』の日本代表に選ばれた。