天才テリー伊藤対談「山口いづみ」(3)クロアチアで私の歌が大きな話題に (2/2ページ)

アサ芸プラス

テリー え~、そんなに少ないんだ!?

山口 で、その知人にクロアチア観光局の方と元クロアチア大使館の方を紹介していただいて、歌詞を全部カタカナで書き起こして、発音も教えてもらって、どうにか歌えるようにしてもらったんです。

テリー ものすごく手間ヒマかけたんですね。

山口 で、その曲をライブで初披露したら、観に来てくれた駐日クロアチア大使がすごく喜んでくださったんですよ。立ち上がって「ブラボー!」って。

テリー それはうれしかったでしょう。

山口 はい、本当に。で、大使が本国にそれを伝えたら、その曲を歌っていた歌手の方が喜んでくれて。あちらでは美空ひばりさんのような国民的な歌手だそうで、向こうでこのことがどうやらニュースになったらしいんです。

テリー そりゃすごい。

山口 当日のライブ映像を撮ってYouTubeに上げた方がいたので、ある日それを見たら、再生回数が1万回を超えていて。向こうで盛り上げていただいたおかげで、スロベニアとか東欧の方も観てくださったみたいですね。おかげさまで、2回ほどクロアチアへ訪問する機会があって、取材を受けたり、テレビで歌ったりもしました。

テリー へぇ~、思わぬ文化交流になりましたね。そんなにうまく歌われたんですか。

山口 いえいえ、大使の方に「いづみさんのクロアチア語は完璧じゃないけど、そこがいい。直さないで」って言われました(笑)。

テリー 少したどたどしい、ヘタウマな感じがかわいいのかもね。

山口 そうなんでしょうね。でも、ライブに来てくれるクロアチアの方が「回を重ねるごとに、だんだんクロアチア人になっているよ」て言ってくださるので、少しは成長しているみたいですけどね(笑)。

「天才テリー伊藤対談「山口いづみ」(3)クロアチアで私の歌が大きな話題に」のページです。デイリーニュースオンラインは、雑居時代そよ風のように山口いづみ週刊アサヒ芸能 2016年 3/3号テリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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