ストレスを抱える会社員は84%!ストレスフルな職業トップ10
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仕事をしていると、なにかとストレスを感じるもの。株式会社マクロミルの調査によると、日本では84%の会社員がストレスを感じているそうです。
では、世界で最もストレスの大きい職業はなんなのでしょうか?
アメリカのニュースサイト『CBS6』が発表した、最もストレスの大きい職業トップ10を、アメリカでの平均年収とともに紹介します。
■10位:警察管理職(約785万円)68,973ドル
警察署での仕事のマネージメントをする管理職は、ストレスの大きい職業です。
どの職場でも管理職はストレスフルですが、警察では扱っている問題が小さいものから大きなものまでさまざまなので、責任も重大。緊張を強いられる仕事です。
■9位:空調整備士(約462万円)40,601ドル
建物全体の調子を整える空調の仕事は多岐に渡ります。
数値の計算から実際に体を使う作業、ときにはプログラミングまでこなさなければならないハードな仕事なのです。
■8位:デリック運転士(約523万円)45,966ドル
デリックは石油を運搬するときに使う、クレーンのような重機です。石油の運搬時には、ひとつ間違うと大事故になってしまうので、神経を使います。
■7位:麻酔看護師(約1,677万円)147,256ドル
日本ではすべて麻酔医が行いますが、アメリカでは医師ではない、麻酔看護師も麻酔を行います。麻酔は患者の命に直接関わるものであるため、プレッシャーが大きい仕事です。
■6位:発電所管理者(約716万円)62,908ドル
原子力発電所などの大事故につながる恐れのある場所では、二重三重に安全対策が取られていますが、それでも危険と隣り合わせであることには変わりはありません。失敗の許されない仕事です。
■5位:鋳物工(約387万円)34,012ドル
鉄を溶かして様々な製品を製造する鋳物工。溶けた鉄を扱うので、物理的に危険です。常に大けがをするリスクと隣り合わせの仕事なのです。
■4位:森林消防隊(約443万円)38,890ドル
森林での火災を消火する役割。パラシュートで現場に降下し、消火作業を行うこともあるという過酷な仕事です。
■3位:警察官(約544万円)47,819ドル
市民の安全を守る警察官もストレスフル。凶悪犯を相手にすることは少ないかもしれませんが、喧嘩の仲裁や酔っ払いの介抱など、地味に大変な仕事が多いです。
■2位:品質管理(約1,006万円)88,381ドル
商品の設計から製造までがスムーズに行えるように、管理する仕事が品質管理です。
不良や故障の発生を防ぐために、あらゆることに神経を使わなければなりません。納期に合わせた製造など、社内調整も行わなければならないことも、ストレスの一因です。
■1位:連続掘削機運転士(約490万円)43,099ドル
トンネルを掘る作業などに使われる連続掘削機。地面を掘り進んでいく作業ですから、掘った壁が崩れてきたり、急に水が出てきたりする可能性もあって危険です。
暗いなかで計器に目を光らせなければならず、非常にストレスの大きい仕事です。
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やりがいを感じられる大変な仕事には、ストレスもつきものなのかもしれません。ストレスゼロの仕事はありませんが、どんな仕事でもストレスをためすぎないように気をつけたいですね。
(文/スケルトンワークス)
【参考】