フリーランスってどうやって生活してるの?肩書きを絞らない働き方とは

今の仕事に満足はしているけれど、もっと良い働き方があるのではないか……そんな風に考えたことはありませんか?
フリーランスとして企業に属せずに働くスタイルが注目されていますが、なかなか踏み出せない人も多いことでしょう。人間関係や時間に縛られず自由に仕事ができるというプラスイメージの反面、収入が不安定というマイナスイメージもつきまといます。
今回はフリーランス6年目の私の現実を紹介したいと思います。
そもそもどうしてフリー(ライター)になったのか

フリーライターというと、もともと編集プロダクションや出版社などで経験を積んだ人が独立してなるものというイメージがあるのではないでしょうか。以前は私もそう思っていました。でも私にはライターにつながるような経験も仕事のコネもありませんでした。
そんな私がフリーライターになったのは、バリ島への移住がきっかけでした。当初の予定を繰り上げての移住だったので蓄えも十分ではなく、生活していくために働くことはマストでした。とはいえ現地での仕事はなかなか決まりません。
そこでインターネットで在宅ワークの仕事を見つけて応募したことが、フリーライターとしての始まりでした。1記事で約100円という仕事でしたが「経験のない私でもできるかもしれない」と、思い切って応募したことを覚えています。
現在はクラウドワークを支援するサイトが複数あるので、こうしたサイトに登録してキャリアスタートさせる人も少なくないようです。そんな経緯で、私は1記事100円からライターのキャリアをスタートしました。
1記事100円で食っていけるのか?

結論から言うと、食っていけません。初めての収入は月2万円足らずだったと思います。これではさすがに物価の安いバリ島でも生活するのは困難です。
6年目の今はもう少し収入は増えましたが、ライター業一本で生活できるかというとまだまだ不安定な状態です。正直このペースは遅い方だと思うので、私よりも経験年数が浅くてもライターの収入だけで生活している人もたくさんいると思います。
では私がどうやって生活しているのか、です。平流のフリーランス蘇生術をお伝えしたいと思います。
肩書きを一つに絞らない

以前フリーランスの先輩から「4本の柱(仕事)を持つことが大切」と言われたことがあります。
フリーランスは、いつ仕事がなくなるかわかりません。生活を安定させるために、そして何より好きな仕事を続けるためにも収入を安定させることは大切だと諭されました。そして、互いに補足しあい継続できるような複数の仕事を持つことをすすめられました。
とはいえいきなり4つもの仕事を見つけるのは難しかったので、少しずつライター以外の仕事を作っていきました。具体的にはライターを始めた翌年にバリ島の布を使ったオリジナルの衣類やバリ雑貨などを日本向けに販売する小さなビジネスを、その2年後にバリ島で4棟だけの小さな宿を始めました。
いずれも規模は大きいとはいえませんが、この3つの仕事を回すことでなんとか収入を確保しています。
また私の友人はパートで週2回ほど看護婦の仕事をしながら自宅でアロマ教室を開いたり、イベントをプランニングしたりして収入を得ています。別の友人は改造バンで移動コーヒーショップを営みながら、翻訳の仕事を外注で受けています。
肩書きを一つに絞らないことでフリーで生きていく可能性が広がることは事実です。
フリーランスの道は平等に開けている

「二兎を追うもの、一兎も得ず」という諺があるように、あれこれと手を出すことに抵抗がある人もいるでしょう。私も一つの道を究めることは美しいと感じます。一方、こだわりを貫くためには資金や時間にもある程度の余裕が必要です。
フリーランスという不安定な立場では、この余裕はなかなか生まれにくいもの。私は複数の仕事をすることで収入が安定しやすくなったことに加えて、さまざまな興味を仕事にできるという喜びも感じています。
フリーランスは一部の特別な人たちだけ開かれた道ではありません。誰にでも、フリーランスの道は開けています。凡人ライターの私が言うのだから、間違いありませんよ。