釈由美子の”悲劇扇動”記事に猛批判…ブログ商法で儲ける芸能人の是非 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 しかし翌日になって、釈が投稿した記事により、前日の「筆舌に尽くしがたい悲しみ」は愛犬の死であることが判明。「主人が晩酌していた日本酒のおちょこに顔を突っ込んで目を離していたすきに、少量舐めていた」ことが原因だという。

 釈は同記事中で、「お腹の赤ちゃんのためにも本当に強くなって、二度とこんな悲劇が起きないように命をかけて、子どもを注意深くみて一生守っていかなくてはいけないと痛感しました」とも語っている。ファンのなかには、2014年にも飼っていたチワワを釈が3ヶ月半で亡くしたことに触れ、「飼主の資格無し」と声を荒げる人も少なくないが、それ以上に"釈の身に何か起きたのではないか?"と思ったファンは心配損。

 あまりにまぎわらしい発言に、話題作りを狙った"ブログ商法"ではないかという疑惑すら上がっている。

 ブログ商法といえば有名なのが歌舞伎役者の海老蔵だ。日に20回近く記事を更新していたことを過去に報じられるなど、ブログ好きは周知の事実。また、元カノ・佐藤江梨子が自身のマネージャーと付き合っていることを(交際当時)どのメディアよりもいち早く暴露した過去があり、"梨園のパパラッチ"の異名をもつ。そんな海老蔵のブログの人気はアメーバの芸能人・有名人部門で1、2位を争うほど高く、広告収入で月に数百万円以上稼いでいるとも目されている。

 また、タレントの新山千春がバラエティ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)で、「炎上ブログは金になる」「アクセスが増えると仕事が舞い込む」と語ったことも記憶に新しい。釈も注目を集めるために今回のような書き方をしたのではないかとウワサされているが……。

「ファンや記事の読者は、釈自身の身に何かが起こったと心配していました。あまりに思わせぶりな記事に扇動された格好ですから、ある意味被害者です。釈さんは、2009年には10万人に一人がかかる『ギラン・バレー症候群』にかかったとブログで騒いでいました(現在、該当記事は削除)。これらを意図せず天然でやってしまったというなら、悲劇のヒロイン思考が強くて少し厄介ですね。お子さんが生まれたら、一体どんな育児ママになるのでしょうか」(芸能関係者)

 天然なのか、はたまた注目集めを狙った故意なのか。釈のファンには、広い度量が必要なのかもしれない。

海保真一(かいほ・しんいち)
1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。実話誌や週刊誌などで執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『実録!アメリカの陰謀』『格差社会の真実』(ともに宙出版)ほか多数。
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