半数は愛想笑い!? 若者の笑いは「承認欲求」だってほんと? (2/2ページ)

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また、別の調査でも20代の49%はあいそ笑いが多いと自覚しているのに対し、60代では30%ほどに減少、若者にはあいそ笑いが多いという結果になったのです。

■あいそ笑いと「わかる~」は同じ?

若い人は、なぜ「あいそ笑い」が多いのでしょうか? その場の空気がシラけないようにするのはもちろんですが、「共感」していることを示すだいじな合図だったのです。

ファミレスや居酒屋でも笑いの絶えないグループがみられ、誰かがきゅうに真顔で話し出したら、場の空気が乱れるのも確かです。聞き流す、ではありませんが、あいづち代わりにあいそ笑いするのは一種のマナーともいえるでしょう。ところが、あいそ笑いの奥には「共感」、つまり「みんなと同じ気持ちだ」と伝える目的があり、相手のためだけではないこともわかりました。これは会話にもよく現れ、「だよね~」「わかる~」と同意することで、仲間とのつながりを強めているのです。

これは承認欲求と呼ばれ、もっともカンタンな例は「ほめられたい」気持ちで、そこまで強くない「認められたい」もあります。たとえば食事中に「これおいしいね」「そうだね」の会話は自分の意見が認められたことになるのと同様に、自分の話に対し「笑い」が得られれば、おもしろかったとほめられた意味にもなります。つまり、互いに話し、笑いで応えることで、双方が認め合ったという意味を持たせているのです。

みんな笑ってくれるからと気を良くして話し続けると、「アイツしゃべり過ぎじゃね? 」になりそうで、ちょっとコワいですね。とくにお酒の席では、笑いの半分は「あいづち」だと思っていたほうがよさそうです。

■まとめ

 ・20代の半数以上は「あいそ笑い」が多いと自覚している
 ・高齢になるにつれ、あいそ笑い率が減る
 ・場の空気を守るだけでなく、「共感」を伝える合図に使われている
 ・根底には、周りから認められたい「承認欲求」が存在する

(関口 寿/ガリレオワークス)

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