生後「10ヶ月」までが重要!0歳からの早期教育が注目される理由
就学前の子どもを対象にした幼児教室はたくさんありますが、最近は0歳児からを対象としたクラスも増えており、多くの芸能人やママさんタレントが通わせているということもあって、“早期教育”に関する意識や人気も高まってきています。
早期教育といっても、リトミックや音楽、体操といった身体を動かすものから、フラッシュカードや英語教育など頭脳を使うものまで様々です。
■「生後10ヶ月」までが重要?早期教育が注目を浴びるわけ
有名な『スキャモンの成長曲線』では「3歳までの脳が一番発達する」と言われており、また言語については「生後10ヶ月までによく聞いた言語が、母国語として定着しやすい」とも言われています。
そのため、0歳児から取り組む早期教育が注目されているという訳です。
しかしながら、脳の発達と人間の能力の発達の関係においてはまだ解明されていないことも多いとのこと、この早期教育についてもメリット・デメリットがあると言われています。
■「脳の発達」だけじゃない早期教育のメリット
(1)学習能力が高くなる!
脳は、3歳までに8割、6歳までに9割完成すると言われています。その中でも、3歳までは、特に右脳が優位に働くとの研究結果もあり、そのため3歳までの右脳教育に力を入れることで、その後のIQ形成に大きな影響を与えると言われています。
(2)親子の絆が強くなる
早期教育は、子どもだけで取り組むことはできません。同じ目的に向かって親も一緒に取り組むことで、親子の絆を一層深めることができます。また、早期教育を通じて、子どもの得意分野にいち早く気づいてあげられるというメリットもあります。
(3)親子の気分転換にもなる
毎日のルーティン育児から脱出して、いつもと違う場所で、目的をもった時間を過ごすことで、ママだけでなく子どもの気分転換にもなります。
■自主性を阻んでしまうかも?注意したいデメリット
(1)子どものストレスになる
親がよかれと思って通わせていても、子どもにとっては楽しくない場所だった、なんてこともあります。このようなストレスが溜まったり、緊張状態が続くと体調を崩してしまう、なんてことにもつながりかねません。また、将来キレやすい子になってしまったり、自己否定感の強い子になってしまったりすることもあります。
(2)親のストレスになる
他の子はできるのに、うちの子はできない、などと他の子と比べてしまった経験はありませんか? 特に多様化する社会における、近年の子どもの成長は千差万別です。他の子との比較によって、過度な期待を子どもに押し付けてしまっては、親にも子にもストレスだけが溜まってしまいます。わが子の成長を楽しんで、見守る気持ちをもって取り組みましょう。
(3)子どもらしい遊び方ができなくなる!?
子どもは、子ども同士の遊びやケンカを通じて、人とのコミュニケーションの取り方など様々なことを学びます。一方で早期教育においては、早く、正確に、答えを導きだすといった、パターン化された受け身の学習が多くなります。そのため、集団の中で遊ぶことによって培われる、自主性やコミュニケーション能力、冒険心などが育ちにくいとの見方もあります。
いかがでしたか?
早期教育についての情報で溢れており、手を出しすぎて、どれが自分の子どもにあっているのか見極められないという声も耳にします。まずは、子どもが楽しく通えているかを判断基準にしてはいかがでしょうか。
子どもの成長は千差万別で、すぐに成果がでないこともあります。過度な期待でプレッシャーを与えることなく、親子双方が楽しんで取り組むことが大切なのではないでしょうか。
【画像】
※ Oksana Kuzmina / Shutterstock
【著者略歴】
※ Kamiri・・・ママライター。人材コンサルタント、外資系人事のキャリアを経て現在は専業主婦としてシンガポール在住。異文化にもまれながら、1児の母として家事に育児に奮闘中。