実例もある!? 総理大臣を「くじ引き」で決めるときもあるってほんと? (2/2ページ)

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なんて不謹慎! と思える方法ですが、ここまで決まらないのは実力が互角、とも言えますから「運が強いほうを選ぶ」とも解釈できます。現在までこの方法で選ばれた総理大臣はいませんが、将来「くじ引き総理」が登場しても、何らフシギではないのです。

■室町時代には「くじ引き将軍」も

実際に政治で「くじ引き」が使われた例もあります。参議院議員会長選挙や、古くは室町時代の「将軍」選びもくじが用いられたのです。

2010年の自民党・参議院議員会長選挙では2人の候補者に40票ずつが投票され、そのままくじ引きへ。1~6の数字が書かれた「くじ棒」を引き、数が小さいほうが当選のルールで会長が選ばれたのです。

室町幕府の6代将軍・足利義教(あしかが よしのり)も「くじ」によって将軍になりました。先代にあたる5代将軍・義量(よしかず)は18歳で他界、わずか2年弱しか将軍を務められませんでした。跡取りもなかったため、しばらくは4代・義持(よしもち)が代行していましたが、やがて義持も病気に… 残念ながら「アイツこそ後継者」と決定的な人物がいなかったため「くじ引き」がおこなわれ、義教が6代将軍に指名されたのです。

「くじ」と聞くと、テキトーに決めたと思えてしまいますが、日本では古来よりだいじなことを決める方法だったのです。

■まとめ

 ・内閣総理大臣は、衆議院が指名する
 ・票の過半数が得られないと決選投票、それでも決着しなければ「くじ」で決める
 ・室町時代には「くじ」で選ばれた将軍も存在する

(関口 寿/ガリレオワークス)

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