不妊症になる前にチェックしたい「子宮内膜症」の原因とサイン (2/3ページ)
しかし少なくとも子宮内膜自体が女性ホルモンの作用によって増殖するということは分かっていますから、月経不順などがある方や、女性ホルモンの分泌量が一定ではない、女性器関連疾患に罹っている、という方に子宮内膜症が存在するということが考えられます。
また、ストレスが多い方に子宮内膜症が多いというデータもあります。ストレスは自律神経系のバランスを崩してしまうために女性ホルモンの分泌量が一定でなくなってしまうということからそのように言われているようです。
もちろんストレスがない=子宮内膜症にならないということではありませんが、様々な要因が複合して子宮内膜症になってしまうということが考えられますので、女性である限り発生する可能性があると考えてください。
子宮内膜症は発生する部分が多義に渡りますが、特に卵巣で発生しチョコレート嚢胞などを形成してしまうと排卵が困難になってしまうということから、妊娠もしにくくなってしまうと言われています。
いずれにしても、妊娠を望んでいる場合は早期発見・早期治療が必要となりますので、疑われる場合は婦人科において早めの受診・治療を行うようにしましょう。
■下腹部痛と腰痛が同時に来る?「子宮内膜症のサイン」
子宮内膜症にもいくつか分類があります。ごく初期の場合には、自覚症状にも乏しく月経不順などの症状も出てこないために、発見が難しいとされています。別の理由で婦人科を受診したときに、たまたま発見されるというケースもあるようです。
しかし、自然と治るわけではありませんので、やはり徐々に症状が現れてくるようになります。最初に出てくる自覚症状としては、やはり月経不順や月経痛、経血量の増加です。言ってみれば子宮内膜が増えてしまっている状況でもあるわけですから、このような症状が出てくるのは理にかなっています。
また、場合によっては性交痛も確認されています。もしこれまで性交渉を行っているときに特に痛みはなかったのに、ここ最近性交時に痛みを生じてしまうという場合には、疑ってみた方が良いかもしれません。