寝すぎも寝不足もNG! 「8時間睡眠」がいちばん健康的ってほんと? (2/2ページ)
短時間の睡眠では「からだ」の調子がよいはずもなく、
・自分は健康だと思わない
・なにをやってもうまくいかない
などに発展し、やがて自尊心が薄れてしまいます。別の研究でも、8時間未満の学生は喫煙や飲酒に走りやすいというデータもあるので、思い当たるひとは睡眠から改善するのが良さそうです。
■「寝過ぎ」で生存率ダウン!
ただし、睡眠時間は長いほど良いわけではありません。長すぎる睡眠時間は、かえって心身ともに悪影響を与えるからです。
同じデータから、自尊心が強いひとのおよそ7割はしっかり眠るひとが占めていましたが、同時に自尊心が弱いひとの過半数でもあり、矛盾した結果となっています。これはグラフが逆V字型になっているためで、
・横軸 … 睡眠時間
・縦軸 … 良い影響
のグラフを描いた場合、「最適な睡眠時間」を頂上に、これより長くても短くてもグラフは下がるため、上下が逆のV字となるのです。
アメリカのガン協会が6年後の生存率を調べたところ、同じように「逆V字」になることがわかり、7~8時間がベスト、毎日10時間以上寝るひとは生存率が半減するという結果になりました。つまり「寝る子は育つ」は子供のときだけ、なのです。
現在当たり前となっている「8時間勤務」は、
・1日 = 24時間
・仕事、自由時間、休息 で3等分
が始まり、といわれています。「8時間睡眠」はこのときの名ごりなのでしょうが、複数の研究で7~8時間が妥当との結論が出ていますから、寝不足にも寝過ぎにもご注意ください。
■まとめ
・睡眠時間は7~8時間が目安
・自尊心が持てない人は、睡眠時間が短いことが多い
・「寝過ぎ」も不健康、10時間睡眠を続けると生存率が半減するとのデータあり
(関口 寿/ガリレオワークス)