摂取量が総カロリーの1%なら恐くない!トランス脂肪酸の真実 (2/4ページ)
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これは、おもに生活習慣病予防のためです。
■トランス脂肪酸が危険視される理由
では、トランス脂肪酸を摂りすぎると危険だといわれる理由はなんなのでしょう?
実はとても単純で、私たちが普段から意識している肥満の原因になるからということがもっとも大きな理由です。
トランス脂肪酸を少しでも摂ることが人体に影響を及ぼすわけではなく、摂りすぎると血液中の悪玉コレステロールが増え、善玉コレステロールが減るということ。
これにより、心筋梗塞や狭心症などの、心臓病のリスクが高まるといわれているのです。
トランス脂肪酸の摂取量が、食事の総エネルギー量に対して2.8%に達する人は、1.3%の人にくらべ、心筋梗塞のリスクが1.3倍に高まるという米国の調査結果もあります。
■トランス脂肪酸が多く含まれる食品
トランス脂肪酸は、サラダ油などを使用した食品の加工やお菓子、パンなどの製造過程で水素添加をした場合や、油を高温・高圧で加熱した場合につくられます。
具体的には、以下のような食品に多く含まれているのです。
(1)マーガリン、ピーナッツバター、マヨネーズなどのスプレッド系
(2)ケーキ、アイスクリーム、チョコレート菓子、菓子パン、ポテトチップス、ドーナツなどのお菓子系
(3)カップ麺、レトルトカレーなどのインスタント・レトルト食品系
(4)フライドポテト、フライドチキンなどのファストフード系
(5)から揚げ、天ぷら、グラタン、コロッケなどの冷凍食品系
から揚げや天ぷらなどは、家庭で調理することも多い一般的なメニューですよね。
家庭での調理には、サラダ油などトランス脂肪酸の多い油ではなく、製造過程で加工されていない油を使用することで、その摂取量を減らすことが可能。
最近では、マーガリンなどでもトランス脂肪酸を除去したものが市販されています。