停電しやすくなるは勘違い!ママFPが教える、知っておきたい「電力自由化の基礎知識」 (2/2ページ)
■新電力会社の特徴は?
ガス会社や大手商社、鉄道会社や通信事業会社など、すでに電気小売事業への参入を決めている会社も多数あります。
たとえば東京都で利用可能な電力会社(サービス)をみてみると、東京電力、中部電力、J:COM電力、新出光、東京ガス、青梅ガス、東急パワーサプライ、KDDI、ソフトバンクでんき、丸紅新電力などがあります(2016年3月1日現在。筆者調べ)。
それぞれ特色をもった料金プランを発表していますが、既存のエリア電力会社の料金を参考に料金体系がつくられているので、オール電化のご家庭など一部を除くと下がるケースが多いのではないでしょうか。
また、大きな流れとして、すでに何らかの契約をしている会社からさらに電気を買うことで、特別なポイントがつく、基本料金が割安になる、いわゆる『セット割』を前面に出している会社が多いようです。
たとえば、ある携帯電話会社では、携帯電話契約とセットで、毎月の電気料金の最大5%相当分の電子マネーをキャッシュバックするプランがあります。
またガス会社では、電気とガス両方の契約を持つご家庭の電気料金基本料金が、ひと月あたり数百円割引になるセットメニューがあるようです。
気になる方は、比較サイトの電力料金比較ページを参考に、いくつか会社を絞り、HPで料金シミュレーションをしてみてくださいね。
いかがでしたか。
光熱費は毎月かかるお金ですので、長い間には大きな節約につながります。ただ現状は、各社頻繁に料金プランが発表・改定されている状況です。
プランが出そろった段階で比較・検討して決めても遅くはない気がします。電力小売自由化はまだ始まったばかりです。しばらくは目を離さず、ニュースなどをこまめにチェックするようにしてくださいね。
【著者略歴】
※海老原政子・・・ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー。元生命保険外交員。千葉市在住。一児の母として主婦目線でのアドバイスが好評。「ムリしない」「ラクに続く」家計管理について、日々情報発信中。