世帯年収は夫婦でいくらが平均? 結婚するために必要な年収の額は……

フレッシャーズ

晩婚化や少子高齢化など私たちの生活に直結する問題は山積みです。今や自分のこととして考えなくてはならない時代になってきました。将来の選択肢の一つでもある結婚についても身近な問題として考えてみませんか。そこで、結婚相手が求める年収について見ていきたいと思います。


■共働きを望む場合

結婚に対してそれぞれ価値観が違うように、自分の求めるものと相手が思い描くものを精査していく必要があります。そこで重要なのが働き方です。結婚後もキャリアを生かして働きたいと思う女性も増えてきました。家計のために働くという選択肢もありますが、キャリアを生かして働きたいという人は二人の合計額の世帯年収を一つの目安にしている人も多いようです。厚生労働省が平成26年度に調査した、国民生活基礎調査(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa14/index.html)によると、528.9万円なので、この平均を目安にしながら二人の所得を足して世帯年収として算出するのも一つの方法です。結婚した後のライフサイクルも含めて考える材料にしてみてはいかがでしょうか。

■専業主婦なら

共働きなら労働力が2倍ですが、専業主婦を選ぶなら奥さんや子どもたちを養っていくため将来かかる教育費も考えている人も多いようです。上記の平均世帯年収を2人で得る場合と、ご主人一人で働く場合では大きく違います。結婚を意識した年齢なども重要になってきます。例えば、20代で結婚した場合と30代、40代とでは金銭価値も変わってきますし、収入を得ることの難しいさなどを体感しているので高望みしないという場合もあります。家族を養うということの責任の重さはありますが、専業主婦として家を守りたいと考える場合、二人で働くよりも堅実に考えている人が多いのではないでしょうか。つまり、平均世帯年収を一人で稼がなくてはならない計算になるのです。

■理想と現実を埋めるには

理想と現実はあって当然です。あまりにもその差が大きい場合は金銭感覚が違い過ぎるため、お互いに歩み寄れる部分はないかどうかを話し合う必要があります。2013年の国税庁の調査によると、会社員の平均年収は414万円と発表されました。これは高所得者も含めた平均値に過ぎませんが、まずは自分が平均と比べてどうなのかを知ることからはじめてみてはいかがでしょうか。この平均値と比較して結婚相手が望むものが多いのか少ないのかでも努力する部分が変わってきます。理想はあくまでも理想に過ぎないので、現実的なことを話し合うというのも結婚に向けてのステップなのでは。

いかがでしたか。お金の話をあまり考えたくないと思う人も多いかも知れませんが、新しい生活をする上では二人で話し合い、通らなければならない道の一つです。理想を現実に近づけられるように考えてみてはいかがでしょうか。

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