ワクワクが暴走する!最高のタイムトラベル映画10選

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ワクワクが暴走する!最高のタイムトラベル映画10選

 多くの映画ファンにとって、映画で頻繁に使用されるタイムトラベルには少々困惑するかもしれない。というのも、オチがタイムトラベルだったりすると、夢オチ同様うんざりするものもあるからだ。  しかし、タイムトラベルには未来を変えてしまうあらゆる可能性がある。時間の輪の中で、自分自身に向き合ったりすることができるかもしれない。時空を旅するという概念を主題にした映画は数多くあるが、結末はそれぞれかなり違う。海外サイトにて、何度も見たい、ベスト・オブ・タイムトラベル映画が10本選出されていた。  まあ日本にはドラえもんという偉大なタイムトラベラーがいるわけだけど、それじゃあトレーラーと共にその10本を見ていこう。 記事提供=カラパイア

1. ターミネーター(1984年)

出典: YouTube

The Terminator Movie Trailer
 この映画は、タイムトラベルがすべてだ。サラ・コナーは未来から現代へ送り込まれた殺人ロボットから命を狙われ、その彼女を守るためにカイル・リースもまた、未来から送り込まれる。サラは未来での人間の抵抗軍リーダーであるジョン・コナーの母親だ。

 ジョン・コナーは人類にとっての救世主であり、イニシャルもまさしくJ・C。聖母マリアは原罪を免れていたという無原罪懐胎の結果生まれたということになっていて、まさにキリストを暗示しているのは明らかだ。この映画は、叙事詩的なスケールでタイムトラベルを描いている。

2. ターミネータ2 審判の日(1991年)

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Terminator 2: Judgment Day - Official Trailer [1991]
 オリジナルを越えられなくても、同じくらいできのいいシリーズ2作目。こうした例は珍しい。よりバージョンアップしたターミネーターが、未来から時空を越えて現代へ送り込まれ、10歳のジョン・コナーを殺しにやってくる。前のターミネーターの助けをかりて、ジョンはサラを精神病院から助け出し、人工知能スカイネットが現実になるのを必死で阻止しようとする。

 最後の審判の日が避けられないのは、今のわたしたちなら知っているが、遅らせることだけはできる。この映画は、タイムトラベルを使って、未来を変えてしまう話で、自由意思と決断力というテーマを観る者の心に印象づける。

3. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年)

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Harry Potter and the Prisoner of Azkaban Official Trailer #1 - (2004) HD
 ハーマイオニーが、時空を旅することができる魔法の道具、逆転時計を持って登場する。彼女とハリーは、3時間前に戻ってバックビークを助けようとするが、それが彼ら自身が過去にとった一連の行動を変えてしまう混乱を引き起こす。そこでハリーはディメンター(吸魂鬼)を負かし、何度も際限なく同じことをできるようになるのは自分であることを知る。

 ハリー・ポッターシリースの3作目は、息を飲むような撮影技術で、完璧に時空の概念を描き、子どもだけでなく大人も楽しめる映画の移り変わりを示した。この作品は、ハーマイオニーの魅力を見い出せる映画でもある。

4. ドニー・ダーコ(2001年)

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Donnie Darko (2001)
 確かに奇妙な映画で、監督のリチャード・ケリー自身もすべてをとらえきれていないと告白している。だが、細部は要所要所のツボをおさえていて、優れた映画。

 ジェットエンジンがドニーの自宅を直撃し、彼のベッドの上に落下するが、彼はそのとき夢遊病で歩き回っていたため、命拾いできた。エンジンが落下した時間帯には、本来の宇宙から、枝分かれした別の宇宙が広がっていた。フランクという名前の巨大なウサギとドニーは、枝分かれした宇宙を閉じて、自分自身を救わなくてはならない。なんだか訳がわからない話だが、映画はよくできている。

5. 12モンキーズ(1995年)

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12 Monkeys (1995)
 この映画を観ていないのなら、ネタバレさせたくない。ブルース・ウィリス主演、ブラッド・ピットが大きなレッドヘリング。タイムトラベルものとしては、かなりイケてる映画のひとつ。

 幼いジェームズ・コールが空港で目撃したことが、映画全体のまとめになっているが、思いもよらないやり方で完全に観る者の意表をついてくる。

6. バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年)

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Back to the Future (1985)
 映画の本筋はコメディタッチで、SFファン向けではないが、この映画はタイムトラベルをとてもうまく使っている。マーティが過去の出来事を変えてしまうと、写真に写っている自分の姿が消えそうになったり、未来のマーティの両親がマーティのことをカルバン・クラインという名前だと勘違いしたり、マーティが過去に行かなかったら、チャック・ベリーはあれほど大物にならなかったかもしれないといったエピソードがある。タイムトラベルものとしてはたいしたことはないかもしれないが、いまだに楽しめる映画。

7. ビルとテッドの大冒険(1989年)

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Bill & Ted's Excellent Adventure Official Trailer #1 - Keanu Reeves Movie (1989) HD
 キアヌ・リーブスが徹底して怠け者のテッドを演じたというだけでも観る価値あり。一風変わった時空も、粋な会話もなく、ただふたりの友人がタイムスリップして、学校の研究発表のために歴史上の人物をかき集めてきて、Wyld Stallynsというバンドを結成して、未来のユートピア社会のための基盤となる音楽を作るという話。

8. ナビゲイター(1986年)

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Flight of the Navigator (1986)
 アインシュタインの相対性理論を表わしたディズニーの映画というのがおもしろい。デビッドは、UFOにさらわれてほんの数時間地球を離れたが、戻ってきたとき8年が過ぎていた。この映画は子ども向けの映画だと思われているが、驚くほど哲学的だ。滑らかな液体金属でできた宇宙船が印象的で、ポール・ルーベンスが声で出演しているロボットのマックスは、子どもたちを熱狂させた。マックスの助けをかりて、デビッドはついに自分の時間を取り戻す。ディズニーのパターンで、みんな末永く幸せに暮らすことになる。

9. フューチュラマ:ベンダーの大冒険(2007年)

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Futurama: Bender’s Big Score (2007)
 信じられないくらい過小評価されている映画だが、『ファミリー・ガイ』よりもおもしろい。おたくによって、おたくのために制作され、最初から直接DVDにするために作られたのもわかる。なかなかあざやかに楽しくタイムトラベルを扱っている。

 アルコール中毒のどうしようもないロボット、ベンダーが、2038年のニューヨークを破壊し、悪い奴らの影響を受けて、地球の歴史上価値あるさまざまなものを盗み出す。主人公のフライは2000年の1月1日に冷凍されるはめになり、尻にあるベンダーのタトゥーにタイムトラベルの暗号が含まれている。ユーモアあるタイムトラベルのパラドックスが完璧に表現されている。

10. タイムマシン 80万年後の世界へ(1960年)

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The Time Machine (1960)
 H・G・ウェルズの小説が原案のこの1960年版は、最近のガイ・ピアーズ主演のものよりも遥かに優れている。今観ると、少々古くさいが、タイムトラベルの的確な探求についての会話が織り込まれている。この映画はある意味、数多くのタイムトラベルストーリーのための基礎を築いたといえる。

via:The 10 Best Movies Based on Time Travelranslated konohazuku

記事提供=カラパイア

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