プロ野球12球団「スタッフ年齢」からみるチームの実情 (2/2ページ)

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 今季の一軍コーチで最年長は巨人の内田順三打撃コーチで69歳。パ・リーグではソフトバンクの佐藤義則投手コーチの62歳だった。

 一方、最年少コーチはセ・リーグが中日の島村一輝打撃コーチ、および広島の迎祐一郎打撃コーチ補佐の35歳。パ・リーグでは埼玉西武の中野達也トレーニングコーチで33歳だった。

 注目としては、広島の東出輝裕打撃コーチと、中日の小山良男捕手コーチ、松坂世代から2人がコーチに名を連ねたこと。昨季もDeNAで小池正晃が外野守備走塁コーチを務めたが(※今季は2軍打撃コーチ)、今後はこの世代がコーチ主流派になりそうな気配だ。

 また、昨季3人いた「選手兼任コーチ」は、DeNA三浦大輔(投手コーチ)のみとなった。

 コーチの「年齢」で球団傾向を見ていたが、現役選手とは違い、コーチ陣にとって年を重ねることは「経験」という引き出しの数が多い、ということでもある。若さを選んだセ・リーグ、経験を重視したオリックスと楽天、それぞれ今季のペナントレースでどんなチーム運営を繰り広げてくれるのだろうか。

文=オグマナオト(おぐま・なおと)

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