年齢から解放された!女優・小山田サユリが手に入れた「自分であること」の心地よさ (3/3ページ)
オーディションで落ちることももちろんたくさんありますが、『実力がなかった』とすっきり前に進める。そんな経験から、年齢は数字でしかないと思えるようになりました」
レディ・ガガと共演した資生堂のCMでも役の想定年齢は20歳だったものの、オーディションに行ってみると、15歳の中学生から40〜50代の方まで幅広い層がいたそう。

「チャンスの入口は広く、チャレンジすることに前向きな人ばかり。いくつになってもやりたいことに挑戦すればいいと思えたら、40歳の今もまだまだスタートラインに立ったばかりと思えます。
世界で活躍する女優になりたいし、プロデュース業もやってみたい。30代だからこうすべき、40代になったらこうすべきといった考え方は、一切しなくなりました」
スクリーンで魅せる透明感はそのまま、くるくると表情を変えながら話す小山田さん。35歳で英語もできないまま、NYで自ら厳しい環境に飛び込む……それだけを聞くと、なんて強くたくましい女性なんだろうと思いがちですが、「小さなきっかけに背中を押されただけ。無知だったから行けたんです」と笑顔を見せます。
「年齢って、本当に誰も気にしないの。日本の常識が世界じゃ全然スタンダードじゃないんだ、なんだ、私は私でいいんだと思えたんです」
そんな小山田さんの言葉に、聞いているこちらも、ふっと心が軽くなった気がしました。
撮影:石田祥平 ヘア・メイク:Hanjee スタイリング(デザイナー):Satoko Ozawa
【News】
小山田サユリさん出演の映画『女が眠る時』全国の映画館で公開中。
作家の清水健二(西島秀俊)は、編集者の妻・綾(小山田サユリ)とともに休暇を過ごすため郊外のリゾートホテルを訪れる。そこにいた、初老の男(ビートたけし)と若く美しい女(忽那汐里)の謎めいたカップルに目を奪われた健二は、少しずつ2人に近づいていく。
監督:ウェイン・ワン 出演:ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ
第66回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門正式出品作品