なかなか利用できないのが現実?! 「キャリアアップ助成金」制度の利用状況は…… (2/2ページ)
しかし、受給要件の中には「キャリアアップ計画書」を労働局長に認定してもらったり、「職業訓練計画届」を提出したりと、企業の担当者にとって手間がかかることも多いため、なかなか利用につながっていないようです。
■キャリアアップ助成金の6コース
人材育成コースの他には、最初の例のような正規雇用転換コース、賃金を増額させた場合の処遇改善コース、健康診断制度を規定するともらえる健康管理コース、勤務地・職務限定に転換、または短時間正社員に転換した場合などの多様な正社員コース、有期契約労働者の週の所定労働時間を延長した場合のコースがあります。いずれも、企業側が、「このように改善する」と申請し、それを実施したことが必要となっています。
キャリアアップ助成金をうまく使えば、中小企業でネックとなる人材育成について、国から助成金をもらいつつ、労働者のモチベーションアップにつなげることができます。そして、こういった取り組みをしている企業は、社会的にも認められる存在になっていくでしょう。
(ファナティック)