心の中で唱えると現代人の心を覆う「怖れ」が減る5つのフレーズ (3/3ページ)

Suzie(スージー)

死ぬときに携えていけるものはなく、いま大切にしているものはすべて、明日にはなくなるかもしれません。

ブッダは「いつでも手放せる心構えを持つべきだ」と説いているそうですが、それは別離からは離れられないものだという考えがあるから。私たちはいつでも、手放すための準備ができていなければならないということです。

(5)私は体、言葉、心による行為の結果を受け継ぐ。私の行為だけが継続していく。

第5の確認が教えるのは、私たちの死後にも続いていく唯一のことは、カルマ(業)と呼ばれる、思い、言葉、行動だけであるということ。

カルマは私たちが依って立つ基盤で、むしろ唯一の基盤こそがカルマなのだとか。

健全なものであれ不健全なものであれ、どんな行為からも私たちはその事実を受け取るべきだということ。

マインドフルネスに詳しくなかったとしても、無理なく取り入れるアイデア満載。怖れを少なくしていくためにも、目を通してみる価値はあるかもしれません。

(文/書評家・印南敦史)

【参考】

※ティク・ナット・ハン(2015)『怖れ~心の嵐を乗り越える深い智慧~』サンガ

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