禁断の「密着&激白」清原を知りすぎた男・野村貴仁(3)亜希元夫人に告発した理由 (1/2ページ)

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禁断の「密着&激白」清原を知りすぎた男・野村貴仁(3)亜希元夫人に告発した理由

 野村氏によれば、X氏は清原容疑者より一回り年上の金融ブローカー。02年前後に知り合い、ブツの調達も行う、といった筋の人間だったという。複数の名前を使い分けていたようで、清原容疑者の黒い交友関係では陰に隠れた存在だ。

「今まで俺から買っていたんやけど、Xから調達するようになったんやろ。それで俺が邪魔になった。それから清原は徹底的に俺を無視するようになったんや」

 危険な橋を渡ってきた自分をムゲに扱う清原容疑者に業を煮やした野村氏。05年になるとまったく連絡が取れなくなったという。ついに怒りのマグマが沸騰し、亜希元夫人に告発することを決意する。

「05年の10月、清原亜希本人限定受取郵便で手紙を送った。届かんかったら返送されてくるやろ。けど、今日まで返送されてないわ」

 先ほどとはうって変わり、一語一句丁寧に言葉を選ぶ。野村氏は自身の素性を明かしたうえで、以下のような手紙を送ったという。

「清原和博さんと連絡が取れず、非常に心配しています。清原さんと関係があるX氏は清原さんを食い物にしている詐欺師です。清原さん自身に送っても見てくれないと思いまして、先輩のためにも、奥さんの口から『気をつけて』と、注意してあげてください」

 字が下手な自分が書いては真剣に受け止められないと考え、代筆を依頼するほど気合いを入れたという。

 夫の「黒い人脈」を突きつけられ、元夫人はどうしたのか。

「結局、清原が激怒して連絡してくることもなかった。奥さんがその手紙をどうしたのかはわからんけど、せっかく教えたったのに、何もせえへんかったんやろ」

 10年8月には、清原容疑者宛てにも手紙を送ったという。きっかけは07年春に清原容疑者がかけてきた1本の電話だ。06年10月、野村氏が覚醒剤取締法違反で逮捕され、執行猶予の判決が出たあとである。

「俺が取り調べで自分のことをしゃべってないか聞きたかったんやけど、自分から切り出す勇気がなくて『おふくろ、元気か?』とかけてきた。俺の親に会ったこともないのにな。ホントちっちゃいわ。

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