元「投資ジャーナル」会長・中江滋樹 兜町の風雲児の逆襲(5)投資顧問料だけで500億円 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 中江氏は証券ジャーナリストとして「投資ジャーナル」「月刊投資家」といった証券関連雑誌を発行し、「絶対に儲かる」と株式売買のテクニックを披露する手法で会員を集め、関連会社も次々と設立。「兜町の風雲児」と言われた。

「『株の世界は株屋』という言葉があるほど古臭い世界でね。そこへ数学と科学を持ち込んだのが僕なんだ。例えば2割ずつ10回儲けると、投資した金額が何十倍にもなる。目のつけどころが違うだろう。高校の時、数学は全国模試で3番の成績だったんだから。それから上場企業の特許の情報に目をつけて、相場を予想した。当初ガリ版刷りだった『月刊投資家』を製本して本屋に置いてもらうと、バカバカ売れたよ。投資顧問料だけで500億円ぐらい稼いだかな。株で儲けたのが50億円。数字だけ聞いていると、すごいでしょ。でもこの50億円は全部、飲み食いで使ってしまった。この金を少しでも残しておくんだったな。しかし、当時は怖いものなしだったからね。無から有を生み出す。いつでも稼げると思っていた」

「元「投資ジャーナル」会長・中江滋樹 兜町の風雲児の逆襲(5)投資顧問料だけで500億円」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 3/17号投資ジャーナル中江滋樹詐欺社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る