「かやぶき」から「土壁塗り」まで! 古民家を修復するサークル『古民家族』って? (3/4ページ)
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土壁塗りの模様
他にも、船坂の自然豊かな環境の中で夏は流しそうめんや蛍鑑賞、冬は忘年会で餅つきなど季節ごとのイベントも盛りだくさんです。また、外部のイベントに参加したり、他大学の古民家再生を行っている団体とお互いの活動に参加したり合うこともあります。
――活動内容は非常に盛りだくさんなのですね。この古民家族に参加して、どのようなことを学びましたか?
再生し、活動拠点になっている古民家は築推定180-200年といわれています。200年前というと、なんと江戸時代。そんなにも昔からある建造物に触れ、当時の手法を素手で感じることのできることのありがたみは常に感じています。古くからの手法や知恵には驚かされることばかりです。
――確かに昔の建物は知恵が生かされているものが多いです。
また象徴であるかやぶき屋根はとっても分厚いので「吸音性・保温性・断熱性・通気性・雨仕舞」に非常に優れています。屋根としての役目を終えた屋根材を後に肥料として利用できるかやぶき民家は、まさにエコ住宅。どこを取っても無駄がないからこそ古民家は魅力的なのだと思います。
――古民家再生の活動をする中で、難しいと思ったことや苦労したことはどんなことがありますか?
残すべきとされている古民家も、古くから知る風で飛ばされるカヤや雑草の処理がされていないことなど、しっかりとした管理下にないことが地域の方々にとってはあまり良くない印象へとつながっていることがあります。後世へと残していくためには地域の方々の理解が必要です。古民家を再生するに当たって地域との共存ということを大切にしなければならないとあらためて感じました。
――将来こういったことをやってみたい、など今後の展望などがあれば教えてください。
かやぶき古民家が解体され続けている今、活動を通して学ぶだけでなく、私たちのような若い世代が伝承していかなければなりません。