台灣のお正月の過ごし方 〜2016台湾の春節も大満喫の巻 その4〜
今年の台灣お正月は土日合わせて9連休と例年よりも少し長めなのでありました。 ということで、今年もゆーっくりと台灣のお正月を満喫。 通常はお正月が明けて5日目くらいから仕事が始まるのですが、大晦日にあたる除夕〜小正月と言われる元宵節(ユエンシャオジエ)までの16日間が旧正月の大事な期間のようで、この期間はなるべく穏やかに、慎ましやかに、人を怒ったり、喧嘩してはいけないと言われています。 お正月の2日目は、結婚している人たちのことを回娘家(ホイニャンジャー)と呼び、この日はお嫁さんの実家に帰る日なんだそうです。
私は、独身の台灣の友達と一緒に親戚のお家にお邪魔しました。 台灣のお正月といえば、大勢の親戚が一同に集まって本当ににぎやか! これでもかというほどテーブルぎっしりと並んだ、ごちそうをみんなで囲んでおしゃべりしながら食べます。あれも、これも、そっちも美味しいから!とどんどんお皿に盛ってくれる友達の親戚の皆さん。初めましてでも、みんなとってもフレンドリーだし、情熱的で親切です。 遠慮なく美味しくいただいた後は、テーブルが片付けられて、今度はみんなでなにやらゲームが始まります。もう一つのテーブルでは、大きな音をたてて麻雀がジャラジャラと始まりました。 麻梨子にも教えてあげるから、覚えなさい!とママたちに言われながら、どんどん積まれるコマの早さに、ちょっと引き越しになり、私はちびっこと一緒にゲームの方へ。みんながじゃらじゃらと10元玉とお札を握りしめてテーブルを囲みます。 その中からまず、一人親を決めてみんなが、それぞれ賭ける額をテーブルに並べます。 お皿に四つのサイコロを振って、二つ同じ数字が揃うまで降り、二つ同じ数字が揃ったら、それ以外の数字を足して、その数字を親より大きいか小さいかで、賭けた金額をもらったり、あげたりします。ちびっこも10元玉を握りしめて参戦していました。私もルールを把握してから、ちびっこと同じように、10元玉をにぎりしめて、ちょこちょこ遊びました。
親戚同士だけど、だんだん白熱してきて、大盛り上がり。 最初は30元とか100元とかだったのが、だんだんみんな賭け方がおおきくなってきてドキドキ。スクラッチくじもそうだけど、もらった紅包(ホンバオ)お年玉で、みんなでちょっと賭けたりして、運試しするのが台灣のお正月に欠かせない楽しみなのです。そして、もうひとつ、台灣のお正月に欠かせないものといえば、爆竹と花火。
お正月の期間は、朝から晩までいつでも突然爆竹が鳴り響くので、慣れるまでビクッとします。 日本人の私でさえこんなにびっくりするのだから、銃を持ってもいい国なんかの人が聞いたら慌てて避難しちゃうんじゃないかというくらい、発砲音がすんごいです。普段台北市では、爆竹はむやみにやってはいけないようにとりしまわれているそうですが、お正月だけは例外なのか、本当によく聞こえます。私がやったことないというと、友達が台灣のお正月は爆竹がなくちゃ! と、安全な広い場所にいってやることになりました。近くで火をつけたのを初めてみましたが、どこにとんでいくか読めないし、音がものすごくて思わず耳を押さえちゃうほどでした。
麻梨子も火をつけてみる?と渡されたけど「とんでもない!」とすぐ返しました。 結構何でも挑戦するタイプなんですけど、火とかこういう爆発系はとても苦手。 そんな私には手持ち花火がお似合い、と渡され、冬の花火もなかなかいいじゃないとこれまた台灣のお正月を満喫したのでした。
残りのお正月休みも、友達の新居におじゃましたりして連日新年会のように、いろんな人たちとあえて楽しみました。そして休みも開け、新年の仕事も始まります。 でも元宵節までがお正月ということで、この日は湯圓(タンユエン)と呼ばれる中に胡麻ペーストやピーナッツペーストなどが包みこまれたお餅を食べる風習があります。 甘いもの好きなので、その風習にならって毎年食べていたのですが、今年はちょっと作ってみました。
もち米の粉とお水を混ぜてお餅を作り、中に餡を詰めるのですが、ちょっと変り種を包んでみました。さてなんでしょうか?答えは、チョコレート。 今年の旧正月はちょうどバレンタインデーをはさんでいたこともあって、ちょうどつくって余った生チョコをたっぷりと包んでみた初めて手作り湯圓。友達に言ったら「えーー」と最初嫌な顔をされてしました。日本にこういうお菓子あるからとか適当なことを言って食べさせたら「美味しい!と言ってもらって大満足。また新しい台灣の文化に触れられた今年2回目のお正月も大満足で幕を閉じましたとさ。
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