天才テリー伊藤対談「酒井若菜」(3)繊細な心は自分の弱さでもあるかも (2/2ページ)

アサ芸プラス

酒井 でも、ユースケさん自身は「これ」っていうジャンルを持っていないことにすごくコンプレックスを持っているんです。私から見たら、芝居もメチャメチャ上手で、バラエティに出ていてもおもしろくて、どれも才能が飛び抜けてるんだと思ってるんですけど。

テリー いや、本当に飛び抜けてるよ。

酒井 そうですよね。

テリー しかし、いい観察眼だと思うよ。やっぱり、さっき言ったみたいに、若菜はそういう繊細なところを感じる力が強いんだな。

酒井 うれしいですけど、それは弱さにもつながっている気がするんです。何かどんな物事に対しても鈍感になれなくて。

テリー 生きていくうえで、鈍感力は必要だよね。

酒井 テリーさん自身は、鈍感力ありますか?

テリー あんまりないな。だから、常に笑えることを考えてる。例えば、何か迷った時には笑える選択肢を選ぶんだ。あと、俺は不幸探しの天才なんだと思う。

酒井 不幸探し?

テリー 例えば、自分が車で事故を起こすとするじゃない。そんな時は「でも、人をひかなくてよかったな」って考える。何かつらいことがあって寝られない時は、「ベッキーのほうがもっと寝られないだろうな」とか(笑)。

酒井 じゃあ、テリーさんは根っからポジティブじゃないんですね。

テリー そうだよ。でも、みんなそうじゃないの?

「天才テリー伊藤対談「酒井若菜」(3)繊細な心は自分の弱さでもあるかも」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 3/17号日村勇紀ユースケ・サンタマリア岡村隆史テリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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