初対面で仲良くなりたいなら……! 「名前」で呼ぶと親密度がアップするってほんと?

学生の窓口

初対面で意外と困るのが「呼び方」。先輩や部長など肩書きで呼ぶのが無難ですが、名前のほうが親しくなれるのはご存じでしょうか? 一対一で話しているときは誰に話しかけているか明白ですが、あえて「山田さんは~」と呼びかけるのがポイントで、同級生など失礼にならない相手なら苗字よりも名前のほうが親近感を与えます。逆に、

第三者を指すときに悪印象を与えるのは「あれ」「その」などの指示語、「あの件」と聞くと悪いことを連想するように、ネガティブな印象を与えてしまうのです。

■少なくとも苗字、可能なら名前

合コンや歓迎会など、初対面のひとと話す機会が苦手なひとも多いでしょう。なにを話していいか話題に困る、どう接すればいいか迷うなどはよく聞く話です。相手をどう呼ぶかも同様で、当たりさわりなく収めるなら先生/先輩などの肩書きで呼ぶのもアリですが、他人行儀なのも確か。はやく打ち解けたいときは、一対一のときでも、あえて名前で呼ぶのがオススメです。

たとえば、出身地を聞く場合、

 ・出身地はどこですか?

よりも、

 ・○○さんはどこ出身ですか?

のほうが、聞かれたほうは親しみを感じます。複数のひとがいるときはもちろん、一対一で話しているときにも効果的です。ただし毎回「○○さん」ではうっとうしいので、ときどきで良いでしょう。

また、苗字よりも「名前」のほうがさらに親近感はアップし、女性と親しくなりたいときは名前+「ちゃん」、その際は自分も名前で呼んでもらえるよう工夫すればベストです。ただし先輩には失礼にあたりますし、暗黙のルールで上司は苗字+「肩書き」で呼ぶ会社も少なくありません。上司も全員「苗字」で呼ぶ会社も増えているようですが、初対面なら「苗字」+さんで呼べば、気まずい思いをすることもないでしょう。

■誤解を招きやすい「指示語」

逆に避けたいのが「あれ」「その」などの指示語で、そんなつもりはなくても悪く言っているような、ネガティブな印象を与えてしまうからです。

キライなひとを指す「アイツ」は、ていねいにいえば「あのひと」なので、この言葉自体に悪い意味はありません。ところが、

 ・「あの」件はなかったことに
 ・「その」ことはもう話したはずだ

のように、あまり喜ばしくない話に使われやすいのも事実。あまり触れたくない話題を隠すために、無意識に「指示語」に置き換えてしまうからです。もしその場にいないひとの話題になったら、「あのひとは~」では悪いことをしたように聞こえることもありますので、○○さんと苗字で呼んだほうが良いでしょう。

呼び方ひとつで、相手に与える印象は良くも悪くも変わってしまいます。ちょっとした工夫で親近感もアップしますので、初対面は苦手! なひとは試してみてください。

■まとめ

 ・誰かに話しかけるときは、名前>苗字の順で親近感が変わる
 ・「あの」「それ」は、望ましくない内容を連想させがち

(関口 寿/ガリレオワークス)

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