初主演ドラマ「幸福不二家」 〜念願の夢がひとつ叶ったぞ!の巻 その1〜

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初主演ドラマ「幸福不二家」 〜念願の夢がひとつ叶ったぞ!の巻 その1〜
初主演ドラマ「幸福不二家」 〜念願の夢がひとつ叶ったぞ!の巻 その1〜

日本でも、海外ドラマが普通にテレビで見ることができるこのご時世ですが、みなさん好きな海外ドラマありますか?私が日本にいる頃はまさに韓流ブーム真っ只中。 海外ドラマでアジアドラマといえば韓国!それ以外はないくらいの勢いでしたが、今はBSやCSが備わったお宅も増えて、アジアチャンネルというと韓国以外にも、中国や台灣のドラマも気軽に見てもらえるようになったのではないでしょうか?

みなさん、台灣のドラマって見たことがありますか?
私の台灣初主演連続ドラマ「幸福不二家」只今台灣で絶賛放送中なので今回はそんなドラマのお話です。

 

一昨年の10月にクランクインして、年をまたいで3月にクランクアップ。 台灣のドラマは日本と違ってクランクアップされた後に、いつ放送が開始されるかわからないということも多々あるらしく「放送はいつなの?」という状態。今か今かと心待ちにして1年!やっとやっと念願叶って放送開始されました。

これまた台灣のドラマは日本と違い、1話90分という長さのものが多いのですが、この「幸福不二家」もまた1話たっぷり盛りだくさんの90分!
全14話なのですが、日本のドラマの長さに換算すると、約21話分ある2クール分くらいボリュームのあるドラマとなっています。アジアで女優の仕事をしたいと夢見て台灣に渡った私にとって、連続ドラマ出演はまさに来る前に掲げた大きな目標の一つでもあり、一昨年のちょうど今頃、初めて話を聞いたときは飛び上がって喜びました。その前の年に台灣のエミー賞と呼ばれる金鐘獎(ゴールデンベルアワード)で、最優秀助演女優賞にノミネートされたとき、授賞式で選ばれたときも、おもわず涙が出るほど嬉しかったけど、台灣で日本人の私に役があるのさえも多くはないことなのに、連続ドラマのしかも主演だなんて、宝くじが当たった!かのような嬉しいサプライズなのです。

金鐘獎の記事はこちら

→http://bimajin.jp/article_page/228

→http://bimajin.jp/magazine/archives/7240

私が演じたのは、主人公の松坂七海。 いままで厳しい父の引いたレール通りに生きてきてそんな自分にずっと嫌気がさしていた七海。日本から一念発起で台灣にやってきて、なんとか自分の道を見つけ出してやろうとしていたところに、潤、一郎、雲雀のこれもまた過去に挫折を経験して、人生に迷っている3人の台灣人と出会い、ひょんなことから日本から来た家族だと偽って、4人で日本料理屋を開いて力を合わせて奮闘するといったストーリー。 台本読んでまず思ったのが、これ、私じゃないですか! まるで当て書きされたみたいに七海と私の境遇とかそっくり!一人で台灣に来ていろいろ辛い目にも合うんだけど、でも「こんなとこでくじけてたまるかー!」みたいな負けん気の強い性格とか、もう共感する部分がたくさんあってビックリ!すんなり感情移入できました。 ずっしりとした分厚い台本も一気に読んでしまって、すぐにこのドラマのファンになってしまった私。 台灣ドラマお得意のコメディーなんだけど、すごく共感できる登場人物たちの人間関係がまるで現実の自分に言われているような感覚でスッと入ってくるセリフのやり取りにすごく引き込まれました。赤の他人の4人がお店では仲のいい日本人の家族を偽るので、台灣ドラマなのに「いらっしゃいませ〜」や「さよなら〜」「ごゆっくりどうぞ」などなど日本語が出てきます。 ところどころで日本の生活習慣、台灣との文化の違いなんかもでてくるので、そんなところもおもしろいドラマです。4人で和服を着るシーンも多く、台灣で和服!とちょっとレアな体験がいっぱいできました。  

日本語も少し登場するけど、もちろん97パーセントくらいは中国語のセリフなので、クランクイン前は、楽しみな気持ちと同時に、いままで経験したことのない大量な中国語をちゃんと消費できるのかとちょっとドキドキ・・・。語学学校に通って以来、毎日毎日台本と辞書を片手に机に向かっていました。何をするのかというと、もし日本の台本だったら自分の出番のところをわかりやすく付箋つけたり、蛍光マーカーで記したり、お芝居できをつけること、思ったことなんかを書き込むのですが、私の場合がまず全ての中国語に1、2、3、4の声調記号をふってきます。中国語において、とにかく大事な声調。間違えると聞き取ってもらえないどころか、違う意味になってしまったりするのでとっても大事です。

全てのセリフに声調記号をふったあとは、自分のセリフに加えて他の言葉もわからないものがあれば辞書でチェック。さらにちょっと発音が曖昧な中国語も辞書で調べて、台灣のあいうえおㄅㄆㄇㄈ(ボポモフォ)を全部に振ってきます。 この作業、絶対に大事なんだけど予想していたよりもとっても時間がかかるんです。 その時には普段の生活で使う中国語は問題なくなっていたし、バラエティー番組やインタビューも中国語で全部受け答えできるようになっていたので、ドラマのセリフも今までの調子でできるだろうと思っていた私は、セリフの中のまだまだ知らない中国語の多さに愕然としました。 でももちろん諦めるわけにはいかない。 時間も迫ってくるプレッシャーの中、そのプレッシャーを押しのけるように焦れば焦るほどただただ机に向かってカリカリと学生よりも学生みたいな生活を送るのでした。

次回に続く

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