ショーンK騒動を蒸し返した市川紗椰…フジテレビは人を見る目がない? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■川上氏に同情論発生も…市川紗椰がブチ壊し

 川上氏は活動自粛によって、メインキャスターの一人として出演する予定だったフジテレビ系の新情報番組『ユアタイム〜あなたの時間〜』を降板した。同番組は「社運を懸けた新番組」とされたが、騒動によって「始まる前に終わってしまった」と揶揄されている。

 一方、過熱する報道に対して「水に落ちた犬を叩くような行為」「そんなにバッシングすることではない」といった意見で盛り上がってきている。公職選挙法違反に当たる政治家の経歴詐称と違って、川上氏の場合は法に触れておらず誰かを傷つけたわけでもない。番組降板は仕方ないにしても、これ以上の追い討ちはすべきでないとの論調が高まっているのだ。

 そんな世論の流れは心機一転で新番組をスタートさせたいフジテレビにとっても渡りに船。ところが、これを同番組の単独メインキャスターを務めることになったモデルの市川紗椰(29)がブチ壊しにしてしまった。

 ボストンから帰国した市川は20日に更新した自身のブログで「帰国早々、なんだか色々ありましたが、ボストンの続きの写真、及び卒業証書の写真は追い追いアップします。なんつって」と、パートナーを組む予定だった川上氏をネタにする文章を掲載したのだった。

「騒動を蒸し返したばかりか、視聴者が彼女の品性に疑問を感じてしまうような発言。なぜ大人の対応で騒動をスルーできなかったのかと悔やまれます。同番組は『視聴者にとって特別なひと時を提供する』というコンセプトですが、これでは視聴者が彼女に『特別なひと時』を提供してもらいたいと思うかどうか……」(テレビ局関係者)

 批判を察知したのか、市川は程なく問題の文章を削除。だが遅きに失した感は否めず、スタート直前にさらなる不安要素を抱えることになってしまった。いずれもフジの人を見る目のなさが招いた事態といえそうだが、泥沼にハマった同番組は前途多難の船出となりそうだ。

文・佐藤勇馬(さとうゆうま)

※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数

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