史上3人目!アカデミー賞・監督賞を連続受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥとは

Amp.

史上3人目!アカデミー賞・監督賞を連続受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥとは

映画の祭典、アカデミー賞の授賞式がつい先日行われましたね。そして今回、史上3人目となる監督賞を2年連続受賞した監督がいるのです!その名もアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。みなさんご存知でしょうか?

その男、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ

出典: oscar.go.com

カリブ海とメキシコ湾に面した、アミーゴな国といえば、ご存知メキシコ。
今回の第88回アカデミー賞で監督賞を2年連続受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥはメキシコのメキシコ・シティ生まれ、現在52歳です。

ちなみに、監督賞を2年連続で受賞したことのある人は、

1941,1942年 ジョン・フォード
1950,1951年 ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ

……これ単純にすごくびっくりしませんか!
65年もの間、かの有名なスティーブン・スピルバーグや、リドリー・スコット、マーティン・スコセッシだって到達できなかった記録を打ち立てた人物、それがアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥです。

どんなことしてた人なの?

2000年に”アモーレス・ペロス”で監督デビュー。それまではラジオ局でDJやテレビ番組のプロデューサー、コンサートのプロデューサーなんかをやっていたそうですが、なんと初監督作品で第53回カンヌ国際映画祭批評家週間部門、第13回東京国際映画祭でグランプリを受賞しました。

その後、”21グラム”や、日本人女優の菊地凛子さんが出ていることで話題となった”バベル”、”ビューティフル”、第87回アカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞した”バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)”、そして今回の第88回アカデミー賞で監督賞、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞を受賞した”レヴェナント 蘇りしもの”などを撮っています。

それでは、受賞した2作品を観ていきましょう!

第87回アカデミー賞 4部門受賞 ”バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)"

ひと昔一斉を風靡したものの世間から忘れられてしまった映画俳優が、演劇で再起を図る物語です。映画の中で主人公のリーガンは、「バードマン」(パーマンのあの人ではありません)を演じているのですが、実際に演じたマイケル・キートンは昔「バッドマン」を演じていたり、助演のあの人もこの人も、どこか妙に現実とリンクしている点が多く、不思議な感覚を得られる映画です。また、映画のほとんどがワンカットのように切れ目がないことも見どころの一つです。

この作品は多くの著名な方が批評を出されていますが、様々な見方があり、とてもおもしろさを含んでいる映画です。

まだ観ていない方は、ぜひ一度、体験することをお勧めします。

第88回アカデミー賞 3部門受賞 ”レヴェナント 蘇りし者"

時は1823年、アメリカ北西部を行く狩猟の旅の途中、レオナルド・ディカプリオ演じる主人公のヒューは、ハイイログマに襲われて瀕死の重傷に。因縁のあるジョンに殺されるところを息子に阻止してもらうものの最愛の息子を殺されてしまう…。激しい怒りと絶望を力に変えて奇跡的に死の淵から生還したヒューは、復讐心を原動力に極寒のフロンティアを突き進んでいく。彼の復讐の旅はどこまで続くのか、旅の果てに何を見出すのか!

といったあらすじ(らしい)です。
第88回アカデミー賞で、監督賞・主演男優賞・撮影賞の3部門を受賞した今作、アメリカの大手レビューサイトでは「Certified Fresh」を受けています!(「おもしろさが保証されている」という意味です。)

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの最新作をチェックしに行くのもアリ、レオナルド・ディカプリオの熱演を観に行くのもアリ、ちょっと通に3年連続アカデミー賞の撮影賞を受賞したエマニュエル・ルベツキの撮影技術に注目するのもアリ、つまり三拍子揃ってアリ!な映画です。

ちなみに日本では4月22日の公開。待ちきれません!

今後は…?

さて、そんなアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の次回作ですが、残念ながらまだ情報が出ていません。
史上初となる監督賞3年連続受賞となるのか、これからの活躍に期待ですね!

「史上3人目!アカデミー賞・監督賞を連続受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥとは」のページです。デイリーニュースオンラインは、芸能・セレブエンタメ海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る