必要資金2億円超え。難病を抱える3歳の少女「みはるちゃん」心臓移植への奮闘 (2/2ページ)
補助人工心臓は、感染症や脳梗塞などの可能性があり、国内での移植がほぼ見込めないことから、両親が海外での移植を決断したようです。
母・佳美さんは次のように語ります。
<これまで頑張ってきてくれた分、みはるには楽しい未来が待っているだと、私は信じています。私の面会時間外には寂しいと泣いていることがあると聞きました。
家族揃って一緒に暮らしたいという思いは、私たちだけではなく、みはる自身の願いでもあるのだと強く感じました。しかし、心臓移植ができない限りその願いを叶えることはできません。
勝手なお願いであることは重々承知しておりますが、その願いを叶えるためみなさまの力を貸してください。>
■なぜ日本での移植手術は難しいの?臓器移植の現状と問題点とは?
日本での移植問題で、大きな論点になっているのは“脳死を死とするのか。しないのか”という点です。
臓器移植法は1994年に国会に提出されましたが審議は先送りにされ、大幅な修正を経て1997年に成立しました。この中で“脳死を死と認めるか”という大きな問題を、“脳死で臓器提供する場合に限って、脳死を死と認める”という変則的な方法で解決しました。これは世界に例のない法律です。
さらに脳死での臓器提供は、“本人の提供意思を記した意思表示カードがあり”、プラス“家族が承諾する”という二重の条件が法律で決められました。
他国でも、臓器提供の条件として、本人の意思が最優先されることは当然ですが、本人の意思が不明の場合は、家族が提供を承諾すれば可能とするのが一般的です。
しかし、臓器移植法が制定されたことによって、ケースが少ないとはいえ心臓移植や肝臓移植が行われるようになり、社会の理解も深まってきています。
この問題に、対しすべての人の納得できる答えを見つけるのは難しいでしょう。一方、明るい未来のため、臓器移植を必要としている人が多くいるのも事実です。
しかし、強い信念をもった、ひとりひとりの行動こそが、あるひとりの人生を、そしていつしか社会をも明るく変えていくに違いありません。
【参考・画像】
※ みはるちゃんを救う会
※ みはるちゃんを救う会 – Facebookページ
※ Syda Productions / Shutterstock
【動画】
※ 2月16日みはるちゃんを救う会 – YouTube