核燃料を用いた火星への有人飛行が実現間近(NASA) (2/3ページ)
既存のロケットの推進方法に比べ、約半分ほどの重量しか必要としない。重力が大きな課題になるロケットにとって、軽いというのはとても大切な要素だ。これによって今まで考えられなかった様々な演習や実験が可能になる。

出典: karapaia
既に火星への宇宙飛行は計画段階に入っており、NASAは2033年までに有人火星飛行を実現しようとしている。また、NASAによると、ロシアでも2018年を目標に熱核エンジンをテストする計画を立てているという。

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ロシアは300億円以上の資金をかけ、熱核推進ロケットを開発している。理論上、6週間で火星への到達が可能だとロシアは考えている。現段階の技術では18ヶ月かかるから、もしかするとロシアが火星に到達する最初の国になるかもしれない。
熱核推進ロケットは、核燃料を直接推進剤に使用するわけではなく、ロケット発射のための補助的な役割を担う形になる。とは言え、核の力を利用する以上、慎重な運用が求められる。安全上の懸念をぬぐえないのは確かだ。
それでも人類は本格的に火星探査の道を歩み始めている。