保育園への適応力をつけるために「慣らし保育」からしておきたい3つのコト (2/2ページ)
保育園の玄関での別れ時「お母さま、大丈夫ですから行ってください」と淡々と告げる保育士に対して“なんだか冷たい”と感じるかもしれませんが、いつまでもママが不安でいたら以心伝心で子どもはますます泣いてしまいます。親がいなくなったら諦めて案外、ケロッとしているものです、預ける時は潔く去っていきましょう。
■「保育園への適応力」をつけるためにママがしておきたい3つのこと
(1)恐怖を与えない
毎朝泣く子どもを見て心配なのはわかりますが、「いつまでも泣いていたら入園させてもらえなくなるよ」とか「給食は全部食べないと保育園に入れてもらえないよ」などと脅してはいけません。保育園が恐怖の場に子どもは感じてしまいます。
(2)お迎えの時刻は守る
子どもは他のママが迎えに来たり、なんとなく周りの様子で「うちのママももうすぐ迎えに来てくれる」と思っています。仕事や用事が長引いて5分、10分の遅刻でも子どもには永遠に長く感じる不安な時間となります。
また、あまり早く迎えに行くのも「明日も早く来てくれるかも」と余計な期待を持たせてしまいます。遅刻したり早退させたりしないで約束した時刻はきっちり守りましょう。
(3)保育士には感謝の言葉を忘れずに
あなたの子どもだけでなく泣いている大勢の子どもの相手をする保育士の4月の疲労感は相当なものです。送っていたとき「今日も宜しくお願い致します!」の挨拶をし、帰りも「今日もありがとうございました」ときちんと感謝の言葉を伝えましょう。そんな親の姿を見て子どもも「よし、頑張るぞ!」と思えるものです。
いかがでしたか。
慣らし保育は言葉通り、慣らすための保育です。子どもが嬉々として保育に参加しなくてもよしとして、おおらかな気持ちで見守ってあげましょうね。
【画像】
※ わたなべ りょう / PIXTA
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』