世にも奇妙なミステリー。2年前に亡くなって埋葬も済ませたはずの妻がテレビ番組に出演していた。 (2/3ページ)

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出典: karapaia

事故が起きたアジラル山

3つの謎

 ここで3つの謎が沸きあがる。

 いったい誰と間違えたのか?
 なぜ2年も連絡がつかなかったのか?
 その間彼女がどこにいたのか?

 ひとつあり得るのは、アブラフさんの妻が記憶を失っていたという説だ。彼女は、誰かに助けられ、病院に搬送されることなく、事故が起きたアジラル山付近の小さな町に住んでいたのかもしれない。

 また、彼女が搬送されたカサブランカ病院にも不審な点がある。治療にあたって医師たちはまず現金を求めたという。それゆえアブラフさんは自宅にお金を取りに帰り、4時間後に病院に戻ったらすぐさま妻の死亡が告げられたという。その後、遺体埋葬用の布にくるまれ、すでに棺に収められた「妻の死体」を受け取った。

 病院は本当に彼女を搬送したのか?棺の中の遺体はいったい誰なのか?空白の2年間の真実はどのようなものなのか?

 アブラフさんと奥さんが無事に再会できたかどうかも含め、続報はまだない。

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