今の時代は残暑見舞いもメールでOK!? 社会人が覚えておくべきメールマナーと注意点

フレッシャーズ

一昔前までは、はがきを用いて残暑見舞いを送ることも多かったもの。しかし近年では、残暑見舞いもビジネスメールで済ます機会が増えています。メールだからと言って、マナーをおろそかにしてはダメ! 社会人として、残暑見舞いに関する知識をきちんと身につけ、好感度の高いメール作成を目指しましょう。

■残暑見舞いとは?

残暑見舞いとは、立秋を過ぎても続く暑さの中で、相手の体調を気遣う意味で出すものです。お中元をいただいたときには、お礼状の意味も兼ねて残暑見舞いを出すこともあります。

残暑のお見舞いを申し上げるメールですから、当然送付する時期は立秋を過ぎてから。立秋は毎年8月7日前後にやってきます。8月の終わりまでにはメールするよう、注意しましょう。

■メールだからこそ気を付けるべき点

以前ははがきで送るのが普通だった残暑見舞い。メールへと変化したことで、より一層気を付けなければならない点も増えています。まずは、メールのタイトルについてです。はがきであれば、さっと裏返して目を通すだけで「残暑見舞いのはがきだな」とわかるはず。しかしメールの場合、一度クリックして内容を確認する必要があります。受信メールが一通だけであれば、大した手間にはなりません。しかし忙しいビジネスパーソンにとっては、受信メールのチェックだけでも重労働! タイトルに「残暑見舞い申し上げます(自分の名前)」とすることで、クリックする前に内容を推察してもらうことができます。

このほかにも、迷惑メールだと思われないよう内容を明確にしたり、機種依存文字を避けたり……。相手に読んでもらうことを意識したメール作成も、重要なポイントです。

■相手を気遣う一言も添えて

残暑見舞いメールを送信しようと、例文を探すと「残暑見舞い申し上げます。まだまだ残暑厳しき折ですが、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」など、非常にあっさりとした文章も多いものです。丁寧な敬語で、きちんとした印象を相手に伝えることができますが……なんだかちょっとそっけない印象も。

例文を参考にして、メール相手にまつわる情報を組み込むことで、より一層、相手への気遣いを伝えることができます。「酷暑の折、どうぞご自愛ください」と伝えるのも良いですし、相手について知っていることを組み込むのも良いでしょう。「お身体の調子は、その後いかがでしょうか」や「お盆休みはいかがでしたか」など、相手との距離感に応じて、気遣いの言葉を選んでください。

残暑見舞いのメールだって、ビジネスにおけるチャンスです。相手を気遣う気持ちを積極的に伝えて、関係を円滑にしましょう。

(ファナティック)

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