「引っ越し比較サイト」の甘い罠 どんなサイトなら使っていいのか (2/3ページ)
これは安く引っ越しができるメリットなのだが、要は見積もりにも順番を考える必要があるということ。決めたい業者から順に見せたほうがいいのだが、逆に最初のそれは断って次の業者に「あちらはさっき、うちに決めたらXX引きにするって言ってたんですけど…」と交渉材料にするという手もある。
この見積時にも、問題ある引っ越し業者が潜んでいるから注意したい。筆者の友人は、聞いたこともない引っ越しセンターに小芝居をされ、泣き落としをされたことがある。「この契約取ってこないと僕が困るんです…」と、係員が電話をした先の本部の上司役の人が怒鳴る。そしてつらそうにして居座るというプレイを見せられる。普通は見抜けるし後があるので帰ってもらったそうだが、気が弱い人ならとても我慢できたものではないだろう。
それでも「引っ越し比較サイト」を使うためには?そのような悪質な運輸業者を放置している引っ越し比較サイトにかからないためにはどういった点をチェックするべきなのか。
(1)「参加XX社の中からX社のみに絞って案内」「大手のみ」といったものを利用すること。相手が限定されていれば、許容できる数になるだろうし、大手は比較的、変なことはない。たとえば「楽天お引っ越しサービス」は(メール見積もりもあるが)電話見積り依頼と明記されており、参加業者も5社のみ(2016年3月現在)と絞られている。普通の人はまず5-6社を相手にするのが限界だと思われる。このような参加業者数の少ない所なら安心だが、10社以上を斡旋してくるところは積極的には使わないほうがいいだろう。
(2)先ほどのように深夜に電話掛けてくる業者がいるため、深夜には見積もり依頼をしない。さらに電話番号は、携帯キャリアからサブ番号を発行してもらったり、IP Phone SMARTなど、PCサイトで申しこめば電話番号が付与され、スマホで使えるものを利用し、使い捨ての電話番号にして留守電にしておくことを推奨(※ここであえて別の電話番号を推奨するのは一部業者に前述の迷惑行為が見られるから。運営サイトがまともななら通常電話でいい)。出たい電話は折り返し掛ければいい。