AKB48の高橋みなみ、大いなる助走を経ての卒業|久田将義コラム (2/2ページ)

東京ブレイキングニュース

高橋みなみのようなポジションのメンバーは見当たらない。だからこそ貴重なのだが、彼女が卒業後は指原莉乃がそこに近い立場になるのではないか(横山由依が優等生的新総監督なので)。

 ライブ後、関係者に囲まれた高橋みなみは泣いていなかった。落ち着いて受け答えしている様子(前方に人がい過ぎて声だけしか聞こえなかったが)を聞くと、17歳の時のテレビ番組で号泣していた女性とは思えぬほどしっかりしていた。「運営より運営」という言葉を思い出した。

 高橋みなみは自身で言っているように夢はシンガーになる事だ。初アルバムの発売が決定しており、作曲者のメンツも豪華。不況の中でどれだけ健闘するのかが注目される。誰かが言っていたように、AKB48は高校野球や放課後のクラブ活動に似ている。その後、女優になった前田敦子や大島優子なども同年代の綺羅星のごとくいる若手女優と競っている。卒業してからが「本番」とも言える。そうみると高橋みなみのAKB48での10年間は夢に向かって、筒井康隆の作品名を借りるなら『大いなる助走』期間だったのかも知れない。

Written by 久田将義(東京ブレイキングニュース編集長)

Photo by 高橋みなみAKB48卒業フォト日記 写りな、写りな

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