1日20分!「小1プロブレム」を未然に防ぐ幼児期の勉強習慣 (2/2ページ)
何時間も一つのことをおこなうよりも、短時間で切り替えてたくさんのことを学んだ方が、ずっと身につきやすいのです。
社会福祉法人純真福祉会理事長の横峯吉文さんによると、幼児期の子どもの勉強時間は20分が目安。長時間では子どもが飽きて、集中できなくなってしまうんだそうです。
たとえば、音読(読解)を5分、ひらがな・カタカナの練習を5分、計算練習を5分、というふうに、飽きてしまう前に教科や活動を変えていくと、続けやすいのでオススメです。
1日に何時間も続けることを目標にするのではなく、“毎日ちょっとずつ続けること”を大切にして、勉強の習慣をつくりましょう。
■できないからと諦めず「できるもの」で根気よく
私たち大人も、できないものや興味のないものにはなかなか集中できませんよね。
子どもだって、できないことばかり毎日やらされては、勉強を楽しめません。問題を解く際には7割~8割は自分の力で解けるレベルの問題を選びましょう。できる喜びが、「楽しい!」「やりたい!」という気持ちをかきたてます。
うまくいかないときは、1ステップ前に戻ったり、スラスラできるまで同じものを何度も繰り返したりすることが大切。難なく自分の力でできるようになるまで根気よく続けることが重要です。
■歯磨きのように学びが「当たり前」になればしめたもの
毎日の学習習慣と基礎学力を育むためには、20~30分程度の短時間で良いので、“毎日休まず”に学ぶことが大切。毎日おこなうことで、勉強を“習慣”に変えていきましょう。
食後に歯を磨くように、毎日ちょっとずつ勉強するのが当たり前になれば、勉強を苦と感じません。
“小1プロブレム”に陥らない、学びを楽しめる環境作りを心がけましょう。
【参考・画像】
※ 横峯吉文(2012)『ハッピーママの賢い子育て ヨコミネ式 才能を引き出す習慣術』(幻冬舎)
※ Rina / EKAKI – PIXTA
【筆者略歴】
※ Nao Kiyota・・・塾講師ライター。子どもたちが“もっと夢中で”学べる環境作りに日々格闘している。美容・健康分野でも執筆活動中。小学校教諭/特別支援学校教諭/心理カウンセラー/ダイエットアドバイザー/リンパケアセラピスト