熱くておバカで魅力的な男たち 劇団スパイスガーデン #3 センター栗原&セッター松尾 (1/3ページ)
栗原寛孝(右)は高校時代、野球に夢中だったものの甲子園には手が届かず、その挫折感の中、彼女にもフラれて一時期引きこもりに。小さい頃からごっこ遊びが好きだったことを思い出して演劇に方向転換してみたら、いきなり俳優座の養成所に一発合格。スゴイじゃん!
「そうなんです、一応俳優エリートなんです(笑)。研修生から劇団員になる寸前に、“もっと自分がやりたいことがあるんじゃないか”ってひらめいて、こっちに来ました。でも4、5年目で急に現実的になって、このまま俳優やっていていいのかなって。本気で辞めようかと思った時期もありました。今は結局原点に戻って、“俺は芝居が好きなんだ!”って。“俺がセンターだ! 俺が物語を引っ張っていくんだ”って思ってます」
松尾英太郎(左)は、他の3人より7歳年長だ。
「俳優の養成所とか、そういうところでずっと勉強していたので、その間も一応自分は俳優だと思っていました。でも体調壊したり路頭に迷ったりいろいろありまして、実績は残してないんです。結局あの、通信講座で空手を習っても空手が上手くなるわけじゃないのと同じで(笑)、舞台の上やカメラ前に立たなければ意味が無い。僕はスパイスガーデンに入ってからやっと、役者になれたんです。今35ですけど、同年代の役者さんはみんなそれなりにキャリアがありますよね。でも僕はスタートが遅い分、芝居に飽きていないし疲れてもいない(笑)。今も日々変化して、成長しているような気がします」
2008年結成。劇団員が作・演出を担当する公演や、さまざまな劇作家やクリエイターと作品を作る公演など、活動は多岐にわたる。結成以来日本各地で公演を重ね、着実にファンを増やしてきた。〈観に来ていただいた皆様が笑顔になり、元気になれる芝居〉をモットーに、唯一無二のエンターテイメント集団を目指している。
山中雄輔(やまなか ゆうすけ)
1987年4月15日生まれ。千葉県出身。身長179㎝。