【GAME ON】ゲーム年表を行ったり来たり なぜか笑いが止まらない

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【GAME ON】ゲーム年表を行ったり来たり なぜか笑いが止まらない

昭和から平成へ、現代から過去へ……。日本のゲーム変遷を行ったり来たりできる初のイベント「GAME ON」(日本科学未来館、5月30日まで)で、平日の昼間っから暗闇のなかひとりニヤニヤしちゃいました。

この衝動のワケを探る前に、どんなイベントかをかんたんにお伝えします。会場は9つのカテゴリに分かれていて、時系列でゲームが並べられています。1972年登場のアーケードゲーム「PONG(ポン)」や社会現象にもなった「スペースインベーダー」など、思わず「うわーっ、こんなのあったあった!」とうなってしまうアーケードゲームコーナーから入り、ズラリと並べられた家庭用ゲーム機いっぱいのフロアと続き、さらにキッズが肌身離さず手にし夢中になったポータブルゲーム、キャラクターゲーム、スマホゲーム、そしてマインクラフトと、「ゲームの創世記から現在までを体験できます」という具合です。

◆ゲーム史をプレイしながら行ったり来たり

もちろん、時間は戻れませんが、フロアは自由に歩き回れるので、平成のモードなゲームから昭和のナツゲーへと逆戻りもできます。しかも、すべてのゲームが無料! 子どもたちの後ろにちゃんと並んで、ウン十歳も差があるキッズたちのプレイをオーディエンスとして見届け、席を替わってもらい今度は自分がプレイ。そう。“あのころ”にすぐ戻れるんです。

暗めの会場に入ってみて、ステージ2「アーケードゲーム」ですでにハマってしまいました。気づくとニヤニヤ、いやゲラゲラと笑っちゃいます。

たとえば1983年「ポールポジション2」。パーパパパ………♪ とファンファーレが響き「予選スタートです」という女性の声でスタート! 懐かしさなんて感じてるヒマもありません。2つのギアを前後させ、アクセルとブレーキ。アドレナリンがドクドク出てきます。

70年代、80年代、90年代も、いろいろあります。テレビテニス(1975)、スペースインベーダー(1978)、モナコGP(1979)、パックマン(1980)、ドンキーコング(1981)、スーパーギャラクシアン(1981)、信長の野望(1983)、ハイパーオリンピック(1983)、
ロードランナー(1983)、スパルタンX/イー・アル・カンフー(1984)、ドラゴンクエスト(1986)、テトリス(1989)、バーチャファイター2(1995)………と、エンドレスに。

◆ママの底力イッパツ見せたる!?

「マジか!」と思わず発してしまったのは、バイクレースの「ハングオン」(1985年)。子どもをタンク部分に乗せ、ママが果敢に車体を傾かせ、見事にサーキットを駆け抜けていく姿を見て「この母ちゃん、あの時代にハマってたでしょ。いやもしかしたら実車もかなりやり込んでたんじゃね?」とか勝手につぶやいてしまいます。

で、ノスタルジーよりも笑いやハッピー感が先に出てくるワケは、年齢や性別、友だちいるいない、ゲームの経験量など、そんなことは一切関係なく、誰とも知らないとなりの来場者がオーディエンスとなって、画面と向き合って戦うゲーマーだから……かもしれません。

そう。自分のプレイを見てくれる(待っている)オーディエンスがいたゲーセンとか、時間を忘れて盛り上がったファミコンやプレステのある部屋と同じ空気がGAME ON流れていました。

◆家庭用ゲーム機の歴史で“あのころ”に返る

アーケードでうっすら汗かいて、今度は家庭用ゲーム機の“リアル年表”へ。ステージ4「おうちでプレイ」では、家庭用ゲームの進化を、リアルなハードの展示とともに伝えています。

「家庭用ゲーム機やパソコンゲームの発展と普及により、テレビゲームはゲームセンターだけにとどまらず、普通の家庭の中に入り込み、飛躍的にその社会的な地位を確立します。日本では、数多くのゲーム会社が、バブル経済にのって大きく発展。任天堂やセガ、ソニーを中心に、ゲームソフトだけでなくポータブルゲーム機などの新機軸を次々に打ち出し、世界を席巻しました」

そのハードを見ただけで、かつての遊び仲間の姿が思い浮かぶ……そんな“時代”が詰まったモノばかり。1983年のファミリーコンピュータや、メガドライブ(1988)、プレイステーション(1994)、ニンテンドーゲームキューブ(2001)……。その画面に張り付く人たちは、子ども、大人、男、女、関係なく、目がもう……マジ。興奮しっぱなしで9つあるステージのうち、まだステージ4とか。

◆ポータブルゲーム機の宝石箱や~っ!

ステージ5「どこでもだれでもプレイ」キッズ&ポータブルゲームのフロアは、ジュエリー専門店のショーケースのよう。1980年に登場した任天堂のゲーム&ウォッチがズラリと並んでいて、思わず「うぉーっ」と叫ぶ40代と思しき男性を発見。スーツ姿の彼からは、仕事サボってGAME ONに潜入している感が痛いほど伝わってきました。

80年代のゲーム&ウォッチから、ポータブル機も進化を遂げ、2004年にはプレイステーション・ポータブルなどの美しい3Dグラフィックを備える機種が出始め、いまのプレイステーション・ヴィータやニンテンドー3DSへと進化が続いています。

正直、最終ステージの「NEXTステージ」まで到達するのに、相当な時間がかかりました。いま話題のプレイステーションVRを体感するころは、もうヘトヘト。そこへきて子どもたちはほんとうに元気。まだ生まれてないころの80年代のディグダグ(1982)、マリオブラザーズ(1983)、ファイティングストリート(1988)、ロードランナー(1983)などを片っ端から触って、さらにパラッパラッパー(1996)、マインクラフトと行ったり来たりするんだから、スゴイわ。

そんな子どもたちを見ているだけでも自然と笑いが出ちゃうGAME ON。ノスタルジーではなく、ハッピーを感じに、日本科学未来館へ。

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