この香りに要注意!「匂いでわかる病気」チェック (2/4ページ)

日刊大衆

口腔カンジダ症になると、口の中を指で触ったり、お茶など熱いものを飲んだときにヒリヒリするのだとか。また、鏡で口の中を見ると、白い苔のようなものができていることもある。

 なお、このカンジダ菌が咽頭や気管支、肺などの気道に増殖すると、すえたような、少し焦げ臭い口臭がする。また、性器に感染した場合は、“おりもの”や恥垢が増加するのだ。ちなみに、噴門(胃の入り口)は食物が通るとき以外は閉じており、匂いが逆流することはあまりない。だから、胃の状態を知るには、ゲップの匂いに注目するのがいいだろう。ゲップの匂いがきつく、玉ねぎが腐ったような香りがするときは、胃がかなり荒れている証拠。これがさらに進み、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になると、胃酸の酸っぱい味と匂いがする。また、胃がんの場合も胃酸の酸っぱい匂いがする。胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんとも、頻繁にゲップをするようになるので、こんなときは、胃の痛みなどなくても胃の検査を受けたほうがいいだろう。

 生ゴミのような嫌な口臭がするときは、まず虫歯が疑われるが、結核、肺がん、膿胸(肺に膿などが溜まる病気)などの、胸の病気が潜んでいることがある。さらに、肉が腐ったような匂いがする場合は、肺の細胞が壊死して腐りかけている恐れがある。一刻も早く受診すべきだろう。「喉や肺で重篤な病気が進行すると痰の色で、ある程度判断することができます。白く透明であるなら、それほど心配する必要はないのですが、黄色いときには注意が必要です」(野村院長)

 尾籠(びろう)な話ながら、オナラの匂いは大腸の病気を知る手がかりになる。安倍晋三首相もかかった自己免疫疾患・潰瘍性大腸炎になると、オナラに硫化水素が多くなり、腐った卵のような匂いになる。これに粘血便や腹痛がある場合は、要注意だ。また、大腸がんになると、メタンチオールという腐った玉ねぎのような匂いを発するガスが増える。これが健常者の10倍以上にもなるという研究もあるので、鼻を摘むような強烈な匂いが続くときは大腸がんを疑う必要がある。さらに血便や、トイレの後も便が残った感じがするなら、早めに大腸の内視鏡検査を受けたい。

 なお、オナラの匂いがキツいのは、腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌が優位になっているとき。

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