離婚だって幸せへの第一歩!子どもがノビノビ育つ「シングルマザーの心得」とは?
ここ数年、“母子世帯の貧困化”が問題となっており、社会問題として様々なメディアで取り上げられています。
シングルマザーと、その子どもたちのために、国や行政が取り組むべき課題が沢山あるのではないかと思っています。
しかし、日本の制度が変わるのを待っているだけではなく、現在の環境の中で出来ることにフォーカスしていくことが、シングルのママにとっても、子どもにとっても大切な一歩なのではないかと感じます。
そこで今回は、夫婦問題カウンセラーである筆者が、“子どもがノビノビ育つための、シングルマザーの心得”をお伝えします。
■離婚は幸せになるための第一歩
『平成23年度全国母子世帯等調査』よりますと、日本の“シングルマザー”の総数は、約124万世帯にもなり、母子のみにより構成される母子世帯数は約76万世帯です。
そして、母子世帯の8割が離別、つまり離婚したことによりシングルマザーになったということです。
しかし、離婚したことを悲観的に捉える必要は全くありません。
みんな、自分の幸せのため、子どもの幸せのために離婚を選択するのですから。
ただ、中には離婚後に自信を失ってしまう人や、“子どもから父親を奪ってしまった”という罪悪感のような感情を抱いてしまう人もいます。
ママである貴女が、ずっとそのような気持ちでいることの方が、子どもにとって問題だということに早く気付いてくださいね。
■子どもがノビノビ育つ!「シングルマザーの心得」5つ
(1)笑顔で明るく
ありふれた言葉ですが、それだけ笑顔が大事だということです。
子どもはママの笑顔が大好きです。ママの笑顔を見て子どもは安心し、心も安定します。
先日会った女性は、子どもから「ママ、笑って」と言われたそうです。毎日必死で、つい強ばった表情になっていたのでしょうね……。
あなたも無意識のうちに怖い顔になっていませんか?
(2)離れて暮らすパパと子どもを会わせる時間をつくる
離婚理由によっては、元夫と子どもを会わせない方がいい場合や、元夫の都合で、会わせたくても会えないこともあります。
しかし、子どもと元夫を会わせない理由が、あなたの意地や、貴女だけの都合なのであれば、もう一度よく考えてみてくださいね。
もし貴女が“子どもの立場”なら、どんな気持ちでしょう?
子どもは、ママのことが大好きなのと同じように、パパのことも大好きなのです。
(3)実家の両親や友達にサポートしてもらう
“親や友達には迷惑を掛けられない”と思っている人も多いかも知れませんね。
でも、ご両親はあなたを育てた“育児のベテラン”であり、“人生の大先輩”でもあるのです。
無理をせず、きちんと説明して、親やお友達に協力してもらえることは甘えてしまいましょう。
(4)受けられる手当や助成金を有効に活用する
母子家庭や父子家庭になってしまった場合、生活を支えてくれる制度がいくつかあります。
児童手当、児童扶養手当、児童育成手当、ひとり親家族等医療費助成制度など、他にも免除や割引などの制度もありますから調べてみてくださいね。
自分で申請しないと受けられない制度もありますが、面倒がらずに手続きをすることをお勧めします。
(5)子どもをたくさん愛して、たくさん抱きしめる
子どもに、ひとり親だと感じさせたくない一心で、仕事や家事を両立させながら、躾や教育にも熱心なママさんが沢山います。
そんな中で、つい自分だけが一生懸命になってしまい、子どもに対しての“愛情表現”を忘れてしまうママもいるようです。
子どもがノビノビ育つには、なんといっても“ママの愛”が1番!
いっぱい抱きしめてあげてくださいね。
いかがでしたか?
子どもがノビノビ育つために大事なことは、まずは、ママである貴女自身の“心の余裕”を確保することです。
人からのサポートや行政からのサポートを上手に活用することで、貴女の環境も変化し、気持ちにもゆとりが生まれることでしょう。
“なんだか疲れているな”と感じたら、もっとスローペースに切り替えて自分を癒すことも忘れないでくださいね。
【参考・画像】
※ ひとり親家庭等の支援について – 厚生労働省
※ maxriesgo / Shutterstock
【著者略歴】
※ 高草木陽光(たかくさぎはるみ)・・・専門家ライター。夫婦問題カウンセラーで今までのカウンセリング・相談は累計6,000件以上。浮気、別居、離婚、嫁姑問題など、多くの夫婦問題を解決に導く専門家。夫婦間の修復にも強く、夫婦問題予防策のアドバイスも行う。HaRuカウンセリングオフィスHP