お騒がせタレント化が生きる道?三船美佳、実母と重なる数奇な運命

タレントで女優の三船美佳(33)が3月29日、自身のブログでロックバンド・THE虎舞竜の高橋ジョージ(57)との離婚が成立したことを明らかにした。
「ご報告」というタイトルで綴られたブログで、“円満決着”したことを報告。関係者へのお詫びとともに、これからの決意を表明している。また同日に高橋もマスコミ各社に離婚成立を発表。親権は三船が持ち、慰謝料がないことなどと共にファックスで伝えた。
「年の差婚で世間を驚かせ、その後離婚騒動に発展。泥沼裁判中に神田正輝との交際疑惑も浮上するなど、三船美佳は今やお騒がせ芸能人の仲間入りを果たしてしまいました。こうしたお騒がせ気質は、母親である喜多川美佳に通じるものがあるんです」(芸能関係者)
三船美佳は〝世界のミフネ〟こと名俳優の・三船敏郎と、女優・喜多川美佳との間に生まれている。三船敏郎は女優の吉峰幸子と結婚していたが、別居。離婚裁判に発展するも離婚は成立せずに、喜多川美佳とは内縁の妻という関係だった。
そして内縁の妻の子供として誕生したのが、三船美佳である。三船が生まれた1982年当時、三船敏郎は64歳で、喜多川は34歳。16歳で40歳の高橋と結婚した年の差婚を予期させる年齢差だった。
■旦那を捨てた本当の理由
しかし三船美佳が10歳になった1992年、父である三船敏郎は心筋梗塞で倒れてしまう。手助けが必要になった三船敏郎の介護を喜多川美佳が拒み、それをきっかけに2人の関係は解消されたともいわれている。
「喜多川美佳は、高齢になった三船敏郎を〝捨てた〟とバッシングを受けました。今回の三船美佳の離婚騒動をみて、当時の様子がフラッシュバックすると語った芸能関係者も多いんです。三船美佳もまた、齢60手前の男に見切りをつけ〝捨てたかったのでは〟との噂が囁かれています。高橋ジョージよりもさらに年上の神田正輝(65)と熱愛が報じられましたが、こうした理由からそれはないのではとの意見が多いですね」(前出・芸能関係者)
父親が倒れて両親の関係がギクシャクし始めたのは、三船美佳が10歳の時。その三船美佳の離婚問題が明らかになったのは、今度は自身の娘が10歳の時だった。母と子の強い絆がそうさせるのか。三船美佳は今後どんなロードを歩んでいくのだろうか。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。