アラフォー女優・藤原紀香が”結婚を急いだ”本当の理由

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Photo by SAOTOME
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 先月30日、歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)と女優の藤原紀香(44)がついに入籍。翌日、都内で結婚会見を行った。交際期間約7ヶ月のスピード婚の裏には理由があったようだ。会見で、愛之助は子どもについて「授かりものですから」と自然の流れに任せる考えだったが、紀香は「できれば産みたい」と率直な思いを明かした。

 本来、梨園に嫁ぐとなれば、跡取りとして男の子を産むことを急かされる。しかし、愛之助は、「僕自身はこの世界(歌舞伎界)で生まれた人間でもなく、養子で片岡家に入れていただきました。例えば愛之助という名前を使わせたいのに子どもがいないなあとなれば、養子でも芸養子でもいろんな形がありますので、僕はそれでも構わないと思います」と、92年に自身が養子となったことを引き合いに、そう語った。

 紀香は「そうは言ってくださいますが…」に続け、「できれば子どもを産みたいなというのが女心なので。無理をせず、2人で相談しあってやっていけたらと思っています」という希望を口にしている。

 会見に出席した、近しい関係者は語る。

「会見のとおり、愛之助さんは子どもは強くは望んでいない。しかし、紀香さんは『子どもを産みたい』と強く願っている。その気持ちが、44歳の紀香さんの結婚を後押しし、スピード結婚になった」

 問題は、子どものことだけではない。紀香は今後、芸能活動を続けながら“梨園の妻”として愛之助を支えていくことになる。果たして両立することは可能なのか。

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■派手な着物に周囲は唖然

 歌舞伎俳優の中村橋之助(50)と91年に結婚したタレントの三田寛子(50)は、自身の結婚生活について「家業を覚え、主人を支える役割を最優先に心がけてきました」「実質、仕事から一線を退く状態でした」と梨園の妻と芸能活動の両立の難しさを一部スポーツ紙の取材で語っている。実際に、三田は子供が20歳になるまではほとんど仕事はしていない。

 仕事と梨園の妻の両立だけではない。今回の結婚会見で、「梨園の妻としての自覚はあるの?」と落第点を付けられたのは、その派手な着物だ。

 紀香が着たのは藤色の友禅の訪問着。オーダーメードでこの日のために用意したものだという。

 紀香は、12年から季刊誌「美しいキモノ」(ハースト婦人画報社)で着物についての連載を担当しており、着物好きとして知られる。

 そんな彼女が選んだ着物は、藤原紀香の“藤”色で、ダイヤモンドリリーとカサブランカが描かれたものだった。

「紀香さんは、以前から藤色が好きでしたから、晴れ舞台にお気に入りの色で臨む気持ちは分かります。しかし、ピンクに近い色合いで少々『目立ち過ぎる』という意見が多かった。以前、愛之助さんの舞台に、ピンク色の胡蝶蘭を送って『目立ち過ぎる』『ご贔屓筋への配慮不足』と言われましたが、まさしくその胡蝶蘭の色だった。

 さらに、日本の歌舞伎界の妻になろうという人間が、和の花ではなく、洋のユリの花を胸元に大きくあしらっていたのも気になった。会見自体は、しっかりと、半歩下がって着いて行き、決して前へ出て行かないように心掛けていたのは伝わってきましたが、着ている物が『私を見て』という感じで。心の奥底が透けて見えた。今後、本当に梨園の妻として、夫の後ろで、夫を支えていけるのか? と、疑問視した関係者は多かった」(前出関係者)

 厳しい意見の多い紀香だが、梨園の妻のスタート地点に立ったばかり。果たして、夫を陰ながら支え、梨園の妻であり続けることができるのだろうか。

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文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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