【アニメ漫画キャラの魅力】熱く優しく冷静で努力家!頭脳派キャッチャー「佐藤寿也」の魅力とは?『MAJOR』

漫画好きに「野球漫画と言えば?」と聞けば必ずその名が上がるほど、絶大な人気を誇る名作『MAJOR』。何度もシリーズを重ねながらアニメが放送され、再放送も多数。今回は、そんな作品の主人公「吾郎」の相棒でありライバル、もう一人の主人公とも言える「佐藤寿也(さとうとしや)」の魅力について紹介してみたいと思います。
⇒佐藤寿也とは?(MAJORシリーズ)
http://www.charapedia.jp/character/info/259/
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■まわりに見せない努力
幼少期こそ、勉強にばかり精を出していた「寿也」ですが、「吾郎」から野球を教わってからはとにかく野球に打ち込むようになります。その才能とセンスもさる事ながら、それを裏打ちするひたむきな努力に魅力を感じます。その様子が顕著に見られるのは彼が中学生の時。
バッティングセンターで手伝いをしながらコインをもらう「寿也」。普通ならバッティングをするところですが、彼は手袋をはめただけの素手で、キャッチングの練習を繰り返します。それも毎日。彼は野球の練習の為にはどんな事にも耐え、そしてその努力を誰かに見せる事もしません。そんな彼の静かに燃やす闘志、そして努力する姿は、多くの男性ファンの共感を呼び、女性ファンの心をキュンキュンさせてくれるのです。
■頭脳的な戦い
寿也は頭の回転が速く非常に頭が良いです。相手の裏をかいたり騙したりと有能な“策士”の一面を持ちながら、一方で味方のピッチャーを“乗せる”のもとても上手です。自分が打席に立った時には、相手に打ちやすい球を投げさせる事にも長けています。また、彼は戦う相手が誰であっても容赦はしません。勝負の為には非情になれる男でもあります。そう、たとえその相手が吾郎であったとしても。
■常識的で優しい
寿也は吾郎と違い(?)、とても常識のある人です。目上の相手にはどんな理不尽な事を言われても敬語で対応。また、野球の合宿中には祖父母や後輩の女子マネージャーに手紙書くなど、とてもマメで気遣いの出来る優しい性格の持ち主でもあります。何年も離れて暮らしていた妹に優しい言葉を掛けるなど、男性としても魅力溢れる素敵なキャラクターです。
ここまで彼の男らしさや紳士的な一面を紹介しましたが、彼にはとても“かわいい一面”もあります。吾郎が喧嘩しそうな時には抱きついて止めたり、吾郎に手書きのマニュアルを作って渡したりと、吾郎への愛情は誰よりも強いかもしれません(笑)。
寿也と関わる人は皆、彼へ一目置き彼に全幅の信頼を寄せます。そんな人たちを大切にして感謝を忘れない寿也だからこそ、人が集まり愛されるのでしょう。とても熱く、優しく、冷静で努力家な「佐藤寿也」。彼の活躍、そして魅力的な寿也の姿を、ぜひご自身の目でお確かめください。
【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:吐季(キャラペディア公式ライター)