唯一の誤算は矢口真里?絶賛相次ぐ"カップヌードル新CM"の舞台裏 (2/2ページ)
2013年5月、不倫騒動を起こした矢口は、昨年3月にモー娘。OGの辻希美(28)、高橋愛(29)と共に「脱毛ラボ」のPRキャラクターに抜擢された。久々の大きな仕事だったが、ユーザーからのクレームにより、わずか3ヶ月で降板した苦い過去がある。そんな経緯もあって、矢口は日清のCM出演決定をブログで「このお話をいただいた時は 嬉しすぎて一人で泣きました」と綴った。しかしながら、世間はまだ忘れていないと前出の広告代理店社員は語る。
「今年はベッキーを始め、多くの不倫騒動が起きているので、矢口さんの件は『もはや過去の話』という判断なのでしょう。しかし矢口は騒動後メディアに出るたび、『反省の色がない』といまだに世間の反感を買っているのが現状で、風当たりの強さ変わっていません。今回のCM起用についても『許されたと勘違いしてるのか?』といった声が上がっていて、彼女への攻撃は再燃しています」
やらかした“しくじり先生”をあえて起用した日清のコンセプトは見事。だが、それでも一部の層にはなかなか理解が得られないという。広告関係者が最も気を使う層・主婦だ。
「ネットに集まる主婦たちの力は恐ろしいほどの影響力があります。フジテレビの反日偏向に端を発し、スポンサーだった花王本社前での抗議活動が起きたこともあった。日清の矢口起用は、彼女たちが嫌う格好のネタ。場合によっては火の粉が飛びかねない」(前出・広告代理店社員)
完成度が高い日清CMはもちろんだが、それを巡る場外バトルにも目が離せない。
- 文・海保真一(かいほ・しんいち)
- ※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。実話誌や週刊誌などで執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。