幼稚園・保育園への登園は?「ヘルパンギーナと手足口病の症状」と登園の目安
インフルエンザの季節が過ぎ去り、穏やかな気候の春は病気とは無縁かと思いきや、これから夏にかけて“ヘルパンギーナ”、夏から秋にかけては“手足口病”が流行します。
筆者の息子も5月頃にヘルパンギーナにかかった事がありますが、のどが痛くてしばらくの間ご飯を食べる事ができませんでした。この2つの病気は同じ“エンテロウイルス”が原因となるため、症状が似ていてお医者さんでも判断が難しいそうです。
今回は、そんな似た症状の”ヘルパンギーナと手足口病の症状と見分け方”、そして”ヘルパンギーナになった時の注意点”をご紹介します。
■ヘルパンギーナと手足口病の症状と見分け方
ヘルパンギーナと手足口病は、どっちも”発熱”、”水泡性の発疹”ができるのが特徴で、特に治療法はなく頭が痛ければ頭痛薬を処方するというような対処療法のみのようです。
(1)ヘルパンギーナ
●主にかかる年齢
5歳以下が90%を占め、特にか弱い1歳代が多く、つづいて、2、3、4、5歳と年齢と共に少なくなり、意外にも0歳児は5歳児と同程度しか発症しないようです。
●症状
突然の39~40度の高熱が出て、喉の奥の方に直径1~2mm、大きい物では5mmにもなる周りが赤く囲われた水泡ができ、この水泡が敗れると喉がとても痛くなります。
(2)手足口病
●主にかかる年齢
4歳以下の子どもで2歳以下が半数を占めていますが、児童の年齢でもかかる可能性があります。
●症状
37度から38度程度の発熱がありますが、発熱しない場合もあり、発疹は口の中のみならず病名のように”手のひら”や”足の甲”、”足の裏”にもできます。場合によっては、肘、膝、臀部、背中と全身に症状が表れる事もあるようです。
発熱してもあまり高熱にならない為、比較的元気に過ごせるようですが、重症化すると髄膜炎や脳炎などの合併症を起こす事もありますので必ず病院を受診しましょう。
手足口病に比べるとヘルパンギーナは発疹が口の中のみで、高熱が出て子どもに元気がないかという事が、ママでもできる見分けポイントとなります。
■ヘルパンギーナにかかった場合の注意点
(1)食事
刺激物、辛い物や柑橘系の果物は喉にしみて痛みが増してしまいますので、ツルンとしたのどごしのいいプリンやゼリー、そうめんがオススメです。ゴックンする痛みで水分も飲まない場合には、経口飲料水を少量でもこまめに飲ませて脱水症状にならないように気を付けて下さい。
オッパイやミルクの赤ちゃんも同様で、一度に沢山飲ませようとせずに少量をこまめにあげましょう。筆者の息子もストローで吸うのも辛かったようで、スポイトを使って口の中に少しずつ流し込んであげました。体内に水分が少なくなるとおしっこの色が健康な時と比べると”濃い黄色”になりますので量と共に色も確認してください。
(2)幼稚園・保育園への登園
インフルエンザの様にヘルパンギーナも手足口病も何日休まなくてはいけないという国の決まりはありませんが、園によって独自の基準を設けている場合もありますので確認して従ってください。それ以外では、熱が下がり食事が十分に摂れて元気な状態になる、発熱が収まって2日程経ってからがいいのではないでしょうか。
あまり早く登園させても病み上がりの子どもに負担がかかり免疫力が低下している事で違う病気にかかってしまうかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
この二つの病気の感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染によるものとほぼ同じですので、簡単にできる予防法としては、やはり”手洗いうがいをこまめにする事“です。これからの季節も引き続き、手洗いうがいを徹底して風邪をひかずに元気な毎日を過ごせると良いですね。
【参考・画像】
※ ヘルパンギーナとは - 国立感染症研究所
※ 手足口病とは - 国立感染症研究所
※ 【手足口病との違いは?】ヘルパンギーナを知ろう - 認定病児保育スペシャリスト
※ Dmitry Lobanov / Shutterstock
【著者略歴】
※ 青木かおり・・・1歳になったばかりの女の子と、6歳の男の子のママ。家族がHAPPYを感じられるように、まずは自分がHAPPYに過ごす事を意識しています! 体を創る「食」の事や、心を育む「体験する・感じる」事など幅広く興味を持ち、子育てに臨んでいる。子育てをしていく中で、キャンプ、ハイキング、釣り、川や海遊び、自然教室、家庭菜園など自然の中で子供と一緒になって遊ぶ事が大好きに。現在育児真っ最中、リアルな子育て状況をお伝えしています!