心なごむ昔ながらのスローライフ「旧暦の暮らし」とは? (3/4ページ)
この時季は私たち人間も、体の内側からエネルギーが高まっていくと言われているんですよ。少し早起きして朝のお散歩へ。また休日、お弁当を持って自然豊かな場所へドライブに出かけるのもいいですね。自然の息吹を体いっぱい吸い込みましょう!
古代中国では、「清明」の頃、春の野で青草を踏んで遊ぶ「踏青(とうせい)」という行事が行われていたそうです。のどかな情景が目に浮かびますね。
ちなみに古代中国で「青」は春の色でした。そして夏は「朱」、秋は「白」、冬は「黒」と続きます。
季節の贈り物をしてみよう

ポストを開けると、企業からのDMやお知らせばかりという現代の生活。その中に直筆のあて名が書かれた手紙を見つけたら、「誰だろう?」って胸がときめきませんか?
手紙で季節を贈る。心のこもった手紙は、世界にたった一つのすてきな贈り物です。
自然が刻んでいる時間を意識すること、その第一歩として、ぜひ手紙を書いてみませんか? お世話になった人、友達、恋人、故郷の家族へ。季節に合わせた便箋を選んで。文香(ふみこう)をしのばせるのもいいでしょう。
平安時代「香り」は、文を交わす男女の間で思いを伝える大切なツールでした。手紙に香をたきしめ、季節の花を添えて送ったそうです。なんともロマンティック。
封を切って便箋を取り出す瞬間のわくわくした気持ちは、手紙ならではのもの。開いた瞬間ふわ~っと香りがただよってきたら、送り手のこころ配りを感じて嬉しくなりますね。
今の時季なら、ほんのり甘い春の花の香りを選んで。ちなみに私は、文香を名刺ケースや手帳にしのばせて、移り香を楽しんでいます。