ピルの服用と不妊は関係がある?過去の利用との関連は? (2/2ページ)
この排卵、もちろん女性の身体・生殖にとって必要な、重要な機能なのですが、同時にすぐに妊娠を望まない女性にとっては、排卵によって卵巣の表面に傷を作り、排卵前後に起こる大きなホルモン変化によって心身に大きな影響を与える存在でもあります。
これを、エストロゲンとプロゲステロンという二種類の女性ホルモンを配合したお薬を体外から取り込み、身体を疑似妊娠状態に置くことによって排卵を一時的に止めよるというのがピルです。
コンドームよりも確実な避妊方法!ピルのメリットは? 排卵を一定期間止める、ということによって、不妊の原因になったりすることは考えにくいですから心配は不要です。日本よりはるかにピルを服用することが一般的に普及していて、長期間にわたるデータの蓄積がある諸外国においても、ピルを服用していたことと不妊の関連を示すような根拠は特にないようです。
ピルを服用している間は、排卵をしないので、卵巣は休息をとることが出来、ホルモン変化によって引き起こされる心身の不快な症状を取り除くことが出来る、と考えられます。実際に、避妊以外に、月経前緊張症候群(PMS)や子宮内膜症の治療など幅広くピルは使用され、非常に高い効果を示しています。
また、意外なところではニキビや、体毛が濃すぎる場合にも使われることがあります。もちろん、避妊効果としても、100%完全に妊娠を防ぐことが出来るわけではありませんが、コンドームなどほかの方法に比較すると非常に高い避妊率を誇ります。
【医師からのアドバイス】 毎月の月経痛などで苦しんでいる方にとってもピルは素晴らしいお薬ですし、望まない妊娠を防ぎ、将来赤ちゃんが本当にほ欲しくなった時に授かれるように、服用を検討してみてはいかがでしょうか。
(監修:Doctors Me 医師)