【プロ野球】大器が覚醒か?開幕から躍動している3人の有望打者 (2/2ページ)
■坂田遼(西武)
函館大から2008年、ドラフト4位で西武に入団。その体型と打撃スタイルから「左のおかわり」と評される。
プロ2年目の2010年には、自慢の長打力で台頭。39試合の出場で8本塁打と結果を残す。しかし翌2011年は、出場機会が増えるも本塁打はわずか2本に。次第にそのパンチ力は鳴りを潜めていく。
さらに坂田には試練が待っていた。2013年のシーズン途中に左肩を脱臼すると、翌年も同じ箇所を脱臼して手術を受ける。背番号を88に変えて臨んだ昨年は2軍での出場がメインだった。
しかし今年はオープン戦で鈴木大地(ロッテ)と並ぶ、12球団トップの打率.400をマーク。そのまま開幕戦でも「6番・ライト」でスタメン出場。4月2日の楽天戦では4対15と大敗を喫したなかで、猛打賞と一人気を吐き、4月5日の日本ハム戦では、今季1号を含む2安打3打点と活躍。西武が以前から課題としていたのは「ライトの定位置争い」。坂田がケガなく1年を通してプレーし、その長打力で強力打線の一角を担うことができればチームの課題は解消される。
文=武山智史(たけやま・さとし)