【バイラルビデオの天才?!】アメリカのYouTuber ケイシー・ナイスタットが今アツい!

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【バイラルビデオの天才?!】アメリカのYouTuber ケイシー・ナイスタットが今アツい!

海外のYouTube界で今ホットなフィルムメイカー「ケイシー・ナイスタット」の魅力と彼のユニークな作品をご紹介!

「ケイシー・ナイスタット」って誰?

Casey Neistatさん(@caseyneistat)が投稿した写真 - 2015 4月 2 10:23午前 PDT

日本ではあまり馴染みがないが、今海外のYouTube界で注目を集めているYouTuber。

もともとはフィルムメイカーとしてニューヨークを拠点に活躍し、数々の大手の企業の広告やドキュメンタリーの作成にも携わってきた大物である。

今では、マスメディアからデジタルの世界にシフトし、フルタイムYouTuberとして活動しながら、数々のバイラルビデオ(「記録的な大雪の中、タイムズスクエアのど真ん中でスノボー?!」など)を世に送り出している。

彼のチャンネル登録者数は200万人を超える。

生い立ち

Casey Neistatさん(@caseyneistat)が投稿した写真 - 2013 9月 19 3:43午後 PDT

ケイシーは、コネチカット州の比較的貧しい家柄で育った。

幼い頃から規則に従うことをひどく嫌い、トラブルメイカーだったケイシーは、15歳の時に高校を中退している。高校中退後、17歳という歳で、当時の彼女のと間に子を授かり、生活保護を受けながら、トレイラーハウスでの生活を送る。

しかし、20歳の時に、フィルムメイカーになるという夢を叶えるため、レストランの皿洗いのアルバイトで貯金した800ドルだけを手に、単身でNYへ移住。友人の家を転々としながら、独学で映像制作を学んだ。

独学ならではの、彼のDIY感たっぷりでユニークな作品が話題となり、今まで、HBO、21世紀フォックス、ナイキ、J. Crew、メルセデス・ベンツなど数々の大手企業の仕事にも携わってきた。

現在では、YouTubeを中心に、フィルムメイカーとして、そして近年自ら立ち上げたBemeというアプリの起業家として活動を行っている。

とにかくプロモーションビデオの予算の使い方が画期的!

A photo posted by Casey Neistat (@caseyneistat) on Sep 3, 2013 at 7:45am PDT

数々の企業からプロモーションビデオを依頼されてきたケイシーだが、彼には仕事を引き受けるにあたって鉄板ルールがある。

それは、「PVのディレクション、予算の使い方に関して、ケイシーに決定権があること」である。

今回は、そんなケイシーが、前代未聞の予算の使い方をしたことで生まれたバイラルビデオをいくつかご紹介!

とにかくケイシーの型にハマらないアイデア、そしてそのアイデアを実行してしまう生き様がかっこよすぎる!

映画のPVの全予算をフィリピン台風救援に当てる?!

21世紀フォックスからベン・スティラーの新作映画「LIFE!」の公開に向けて、映画のテーマである「Living your dream」(「夢を叶える」)というコンセプトに沿ったプロモーションビデオの作成の依頼を受けたケイシー。

ちょうどそんな時、新聞を広げると、フィリピンが台風30号でひどい被害を受けていることを知る。

そこで、ケイシーは、クライエントと交渉の後、ビデオの全予算25,000ドル(280万円相当)を制作費の代わりに、救援活動に当てることにしたのだ。

何も計画のないまま現地へ向かい、なんとか周りの人々の助けをかりながら、地元のスーパーでバス2台分の大量の食料を購入すると、何時間もかけて被害地へ搬送し、深夜まで食料を小分けした後、被害を受けた人々ひとりひとりに食料を調達したのだ。

後に、その救援活動の様子を撮影したものを、映画のためのプロモーションビデオ化し、そのビデオは多くの人の心に響き、500万回以上も再生された。

ナイキのPVの制作費で世界一周?!

ナイキから、Fuel Bandの販売に向けて、商品の「#make it count」(「一秒一秒を大切に」という意味合いとFuel Bandの機能である「運動量を記録しろ」という意味合いをかけたもの。)というコンセプトをもとに、バズるプロモーションビデオを作成してほしい、と依頼を受けたケイシー。

プロモーションビデオの予算を受け取ると、単に予算をビデオの制作に費やしてはつまらない、と感じたケイシーは、予算全額が底をつくまで、世界一周の旅に出ることにしたのだ。

明確な計画もないまま旅に出たため、ひとつの目的地に着いてから、その場で次の目的地への航空券を買うといった完全に行き当たりばったりな状態で、10日間ノンストップで世界中を周るケイシーの姿は、まさに「#make it count」というコンセプトそのものだ。

旅行から帰ってくるまでは、どんな映像が撮れているか、本当にPVが作成できるかどうかも分からないまま、とにかく突っ走り続けたのだとか。

その世界一周旅行の様子を撮影したプロモーションビデオは、1700万回以上再生され、ナイキのYouTube広告では最多の再生回数を記録した。

続きは、ケイシー・ナイスタットのチャンネルで!

A photo posted by Casey Neistat (@caseyneistat) on Jan 15, 2016 at 10:30am PST

「そうくるか!」と言いたくなってしまうくらいクリエイティブなケイシーの作品は、いかがだっただろうか。

彼の型にはまらない発想力、そしてリスクを恐れない行動力は見ているだけでも、なんだかスカっとしてしまう。

これらの作品以外にも、「タキシード姿で、ベンツでウユニ塩湖を突っ走るベンツのPV」などまだまだかっこよすぎる作品が数々ある。

今回紹介しきれなかった彼の作品は、ケイシーナイスタットのチャンネルにて観ることができる。彼のチャンネルでは、ノンストップで働き続けるケイシーの私生活もクリエイティブな映像とともに毎日発信しているので、是非チェックしたい。

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