がんばれば、報われる・・・なんて言葉には惑わされない。 めんそ〜れ愛菜さん〈前編〉

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がんばれば、報われる・・・なんて言葉には惑わされない。 めんそ〜れ愛菜さん〈前編〉
がんばれば、報われる・・・なんて言葉には惑わされない。 めんそ〜れ愛菜さん〈前編〉

今週のB!Storyは小さな顔にクリっとした瞳、”永遠の18歳”という言葉が似合うあの女性!

女性エンターテインメント集団「あやまんJAPAN」の元メンバーとして活動を経て、株式会社ぶるーおーしゃんを設立。現在は新感覚アイドルグループ「病ンドル」の総合プロデューサーとして奮闘中。 華やかな芸能界で活動する傍ら、仕事に対する姿勢や価値観について疑問を抱いていたというめんそ〜れ愛菜さん。一体B!Storyではどのような話が聞けるのでしょうか?

ご自分で会社を立ち上げたとのことですが、具体的にどのような仕事をされているのでしょうか。 めんそ〜れ愛菜  2015年7月にデビューを果たした「病ンドル」の総合プロデューサーとして彼女達のイメージブランディングからキャスティング、ブッキング、イベント、物販・・・大きなことから細かい雑用まで全てを担当しています。その名の通り、「病んでる女の子」たちばかりを集めたアイドルグループなので挨拶をはじめ、人と接触することが得意ではない子達ばかり。日々のお世話からココロのケアまでプロデュースした私が責任を持って指導しています。2015年2月まであやまんJAPANのメンバーとして活動し、それから会社を起業させたので今まさに駆け出した状態!プライベートの時間を削って、仕事に集中しています。 あやまんJAPANでの華やかな芸能活動から独立を決めた理由とは・・・? めんそ〜れ愛菜 芸能界を目指すきっかけは単純にアイドルになりたかったから。アイドルの歌を聴いたり、見たりするのが大好きでアイドル達に会いたかったんですよね。私自身、もともと芸能界をかじっていたから芸能界に対しての憧れはありました。あやまんJAPANに加入したことをきっかけに晴れて念願の芸能界に入りしたもののグループに入ってみると今まで見えなかった芸能界の闇の部分が見えてきてしまい、身を以てその「大変さ」を実感することになりました。「なんで!?」と自問自答することも沢山ありましたし、精神的に疲れてしまって・・・。私自身もそうですが、世の中には「病んでる子」って本当にたくさんいるんですよね。自分と同じように病んでいる人達を守れるような居場所をつくりたいと思い、独立を決めました。 奥が深いですね・・・!そもそも「病んでる」とはどんな意味を指すのでしょうか。 めんそ〜れ愛菜 「ひきこもり」「裏切り」「人間不信」「自己嫌悪」「ネガティブ思考」。色々な要素があるけれど、「病んでる」にはコレといった理由がないから解決ができないんです。いじめのように原因が明確なものもありますが、誰かに必要とされるわけでもなく、仮に死んだって世の中困る人もいない・・・。嫌な思いをして世の中を生きいている意味がわからなくなる時があるんです。自分がなぜ生きているのか、その意味がわからないと考えてしまうんですよね。グループで活動していた頃は自分が疑問を抱くようなことでも我慢をしなくてはならないことが沢山あって・・・。それに対して言い返したり、反論したりすると「何で我慢できないの?」と言われてしまうジレンマ。芸能界という特殊な世界で反抗的な態度を取れば次の仕事がなくなるかもしれない、そう思うと逆らうにも逆らえないというのが現実でした。事実、私も病んでいる人の一人。だからこそ、本当に生きる意味を見つけたいと思ったんです。 生きる意味を見つけること、それって実は現代人に欠けていることかもしれないですね。 めんそ〜れ愛菜 先ほど少しお話ししましたが、腫れもの系メンヘラアイドル「病ンドル」が生まれたのは私自身の「居場所」をつくりたいと思ったことが始まり。信じていた友達に裏切られる、自分が嫌い、何の能力もない、何もない毎日、時には死んでしまいたいと思うことさえあった日々の中で「あなたはあなたの生き方でいい」という言葉を私はある時もらえたんです。だから私と同じように悩んでいる人たちに向けて「生きててもいいんだと思える場所」を共有できるものをどうしても形にしたいと思ったんですよね。今活動しているメンバーはいじめや引きこもり、自殺願望、様々な悩みを抱えながら、居場を求めて日々奮闘しています。昔の私はちょっと壁にぶつかるとどうでもいいやと簡単に投げ出していましたが、今は「病ンドル」を背負っていかなくてはならないという想いが大きいし、メンバーも努力しながら一生懸命頑張っています。そしてファンの皆さまをはじめ、周りにいる人たちが応援してくれる・・・。だからこそ私も頑張らなければと思うようになりました。 とはいえ、起業するということは大変なことですよね。どのようにして会社を立ち上げたのでしょうか。 めんそ〜れ愛菜 あやまんJAPANを卒業した後、まずは仕事でもプライベートでも付き合いのある長年の知人や友人に相談をしました。ありがたいことにそこから少しずつ協力してくれる人が出てきてくれて今に至ります。音楽に関しては以前一緒に活動をしていた元フジファブリックの足立房文がサウンドプロデューサーとして参加し、WEBシステムについてはキュレーションサイトMERYを立ち上げたアリコー氏がサポートしてくれることに。年齢もジャンルもバラバラですが、全員がとても信頼のできるメンバー。すごい人達が協力してくれているんだなと改めて実感しています。でも現実的な面を言えば、資金作りは苦労しました。とにかく働いて資金を作り、足りなければ友人に借金をすることも。昨年10月まではLIVEが終わったらその足で銀座に向かい夜は働き、という生活でした。それでも「病ンドル」がメンバーやファンにとって必要とされる存在になっているのならば彼女たちを支えていくことに対してすごく意味があるんだと思っています。 めんそ〜れ愛菜さんの想いが具現化したものがまさに「病ンドル」ですね。メンバーはどのようにして選抜されたのでしょうか。 めんそ〜れ愛菜  応募資格はシンプルに「病んでる」こと。それで募集をかけたら1400人以上の応募がきたことにまずは驚きました。でも審査を進める中で写真を公開したくないという女の子達が圧倒的に多くて、1回目の面接で半分に激減。そこからダンスや歌を頑張ろうという子を選ぶとなるとどうしても限られてしまうんです。最終的にオリジナルメンバー6名がオーディションから選ばれて2015年7月20日、宇宙最狂のポップSickアイドル「病ンドル」でデビューしました。これで勢いに乗って・・・と思った矢先、トラブルが続出。アイドルという精神的プレッシャーからドクターストップがかかったメンバーやLIVE真っ最中にステージ上から突如姿を消したまま音信不通のまま行方不明になったメンバーなどスタートから波乱万丈なアイドルグループとなり、もう大変な事態になってしまいました。そこで考えたのが「SHOWROOM」。オーディションバトルで勝ち上がった新メンバーが加入し、新生「病ンドル」が昨年11月にお披露目されました。

誰もが抱えている心の闇をアイドルという形で発信をしているめんそ〜れ愛菜さん。前編から内容の濃い話になりました。彼女がプロデュースしている「病ンドル」ライブには物販サポートとして愛菜さんご本人も現場にいるとのことなので気になる方は足を運んでみてはいかがでしょう?

今後も都内で開催されるアイドルイベントに「病ンドル」の出演が決定!詳しくはオフィシャルサイトをチェックしてみてください♪

Twitter:https://mobile.twitter.com/chibi_char?lang=ja

HP:http://blue-ocean-inc.tokyo/

Facebook:https://m.facebook.com/blue.ocean.inc.tokyo/ オフィシャルサイト:http://yandoll.tokyo/ こちらの人気記事もチェック♪ 360°美人は目元から!アイビューティーのスペシャリスト スリービューティー代表・下田とよみさん《前編》 結婚、出産。女性が心地よく働く現場作りを生み出す スリービューティー代表・下田とよみさん《後編》 世界に”元気”と”パワー”を届ける歌声! 安田レイさん《後編》 Writer: Izumi
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